Kay こと慶伊道彦のCoffee Break
冬が来て一番嬉しいのは、ヘリンボーンツィードジャケットを着れる事です。着ると同時に幸せが訪れます。皆さん、恐らくそこまでの気持ちは無くても、シーズンを待ってたよ!と言う方は多いと思いますが。
ヘリンボーンは、何故こんなにも飽きないし、カッコいいのでしょうか。

ところで、ヘリンボーンだと何でもカッコいいかと言うと、そうでもないです。例えば、表面の綺麗なコットン地のシャツやパンツには、それほど魅力は感じません。綾生地で十分です。勿論、それがウールでも平坦な織地でしたらNO、厚手のリネン地を除けば、ウールそれもツィード、さらに言えばハリスツィード!だからこそ魅力を感じます。ヘリンボーンは二色の綾で成り立っているので、ツィードだと、起毛されているので、その境目がぼんやりします。そのぼんやり感、そしてシワ感モッコリ感荒々しさが陰を生み、なんとも言えない魅力が生まれるわけです。




映画のシーンでも、ヘリンボーンジャケットは魅せてくれます。特に、60年代アイビースタイル黄金期の映画では、カッコいいヘリンボーンスタイルをハリウッドスターが着こなします。

他にも有名どころでは、”ブリット” のマックィーンスタイルもたまりませんね〜、”卒業” のダスティ・ホフマンもまたしかり

60年代、当時はTVブーム、アイビースターが魅せるドラマもたくさんあります。主役も脇役も当然の如くヘリンボーンジャケットをカッコよく着こなしています。


70年代に入りますと、日本でもそうなのですが、ハリウッドスターは、ニュートラッドPOLO スタイルになりました。ニューヨークを描いたらNo.1 のウディ・アレンなど際たる者、まさにヘリンボーンジャケットそのものがニューヨーカーの象徴になりました。あと “ダーティーハリー” のクリント・イーストウッドは、エルボーパッチ付きのジャケットで荒仕事


80年代に入り、ロイ・シャイダーの “殺意の香り” で魅せるニュートラスタイルに惚れ込む

*以上、写真は引用しました*
この写真のスタイルには、惚れますね、全部のアイテムはクラシックな英国調なのですが、組み立て方そして着こなし方が抜群!いい写真

* @arnaldoanaya より引用しました “
いよいよ本格的な冬の到来!皆さん、ツィードのヘリンボーンジャケットをタンスから引っ張り出しましょう。そして、チノパンやコーデュロイパンツを合わせて颯爽と!
#Michihiko Keii #慶伊道彦 #ivy #ivystyle #menswear #アイビー
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