Kayこと慶伊道彦のCoffee Break
この映画、半端じゃありません。なにせ舞台は、あのハーバード・ロー・スクール!狭き門をくぐり抜け優秀な成績で卒業すると、エリート弁護士への道が待ってます。まさに、学業のスポ根映画です。
冒頭、教室に一人、二人、、と生徒が入室して来るシーン、生徒が揃った所で鬼教授登場!そしていきなり生徒への質問攻め、教室に緊張感が漂う。これは大変になりそうだと思わせる。

キングスフィールド教授扮するジョン・ハウスマンは、この演技でアカデミー助演賞獲得。教授は、必ず白のコットンチーフを挿していますが、毎シーン入れ方を替えているんですが、コレがカッコいいんです。三つ山スリーピークス、パフ、TVホールド、、また何でもない普通のスーツの中にニットベストを着ているのですが、コレもまた素敵です。ボータイ、ニットベスト、白ポケットチーフ、これがプロフェッサースタイルだ!の見本

ハーバード大学が舞台なので、恐らく多くの学生達がエキストラで参加していると考えられます。73年制作なので、アメリカではIVYは終わりで、この頃お決まりのロン毛や太いモミアゲ、パンツはややフレヤー調、デニムジーンズやダンガリーシャツも多い。シャツ襟も結構ロングカラーで。また70’sなデザインニットセーターがカッコいい。

主演ハート役はティモシー・ボトムズ、青年らしい香りを持っています。彼のスタイルが、またカッコいいんです。普段着アイビーというかごくごく普通なカレッジルックなのですが、設定が大卒後のスクール生、それゆえ大人な雰囲気を出しているところがいいですね。




相手役スーザンを演ずるのは、リンゼイ・ワグナー。TVシリーズ ”バイオニック・ジェミー” でお馴染みの。彼女のセンスいいボストニアンガール風スタイルも映画に素敵な香りを与えます。チェックのフィールドジャケット、生成りのバルキーセーター、CPOジャケット、、、


ハート君の友人役フォード3世を演じるのは、グレアム・ベッケル。さすが名門のお坊ちゃまですから、まさに70’s IVY Style を楽しませてくれます。特にゴールドカラーの入ったビッグなグレンチェックジャケットの着こなし方、3通り、刺さりました。



フォード3世、家柄から結構外れている生き方を目指しているのが分かるシーンも2~3あるが、その一つに、寮の部屋の本棚、そこに何と!”黒いジャガー” のサントラレコードジャケットが映る。71年公開のブラックの探偵物語で斬新な映像と音楽が話題になった。WASPとBLACKの取り合わせに妙味というか文化を感じる。

この映画、IVY だけではありません。撮影監督は、ゴードン・ウィルス “ゴッド・ファーザー” や “アニーホール” で魅せた黒の魅力、音楽監督もスゴイ!ジョン・ウィリアムズ “スターウォーズ” や “ジョーズ” と同様に観客をグイグイ引きこんでいく。
ハーバード大学や周辺の映像も加わり、僕は自然とアイビーな気分に。但し、あの学生たちの厳しい勉強だけは、とてもじゃあないけどついていけないゾ。
“アンサー・クエッション“ “アンサー・クエッション” オンリーの教授
“君たちの役に立たない脳みそを捨てて、法律家の頭にするのだ” スポ魂

*掲載写真は、全て映画からの引用です*
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