慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / “ラガーシャツ”をタウンウェアに

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

ラガーシャツには、白い襟、太いボーダースト、肉厚コットン地、など男心をそそるものがあります。ですから、男たるもの一度は買ったおぼえがあるかと。所が、これが結構着ないでタンスで寝ているんです。理由は、柄が派手過ぎでコスプレに見えるとかヘビーウエイト過ぎて着てもリラックスしないとか。僕もそのような理由から3-4点程持っているのですが、着てなかったですね。

昨年のラグビーワールドカップ大会の影響かは、分かりませんが、なんかちょっと着てみたいかな〜と今年思うように。あまり、ラグビー選手ぽくなく、変な言い方ですが、カジュアル感も抑え目でタウン感覚で装おうと。

基本知識ですが、大雑把に言うと、ラグビーシャツには CANTERBURY(カンタベリー)に代表されるニュージーランド型とUMBRO(アンブロ)に代表されるイングランド型があります。それぞれの特徴があるのですが、そこはプロ雑誌にお任せするとして、Kay Styleの眼でチェック!

イングランド型は、シャツのように台襟とトップボタンが付いてます。これは、試合後のレセプションの際にネクタイを締める時のためとか。実は、この点が肝!ノータイ時でも、白襟を第一ボタンまでしっかり留めてツィードジャケットを羽織りたいからです。ラグビーの持つタフなイメージを少し和らげる効果があります。真面目青年っぽいというか。勿論トップボタンを外してもボタンが表れ、それはそれでカッコいいのです。

ツィードジャケットにラガーシャツ

僕が着ているのは、POLO ラガーシャツ、ラルフローレンらしくイングランド型で、小さな白い襟が素敵なので愛用。肉厚さもそれ程でなく柔らかい生地ですから、ジャケットの中でもリラックス出来ます。

第一ボタンを留めてボーイ風に
ポロコートにも合わせる

橋本さんが着こなしているのは、Barbarian (バーバリアン) Made in Canada 北米を代表するラガーシャツ、へビーデューティ好きなアメリカンに愛されています。ニュージーランド型とイングランド型の両方の良さを持っています。

今回は、自転車ツアーの際のスタイル!クラシックなベレー帽、フィールドジャケット、コーデュロイのニッカーボッカーズ、、僕の好きな陰陽ミックススタイルで登場!(全く違う感覚を組み合わせる事)

橋本氏のバーバリアン

Rowing Blazers は、アメリカ発レガッタ競技のブレザースタイルを提案してきた気鋭アパレルですが、ラガーシャツにもチャレンジしています。RRL的なスクール感覚もあり、着こなし提案には良いかと思いますので、紹介します。

やはり、上記の様に、シンプルな一本線とか二段ストあたりが、大人っぽく着こなせるのでは。また、ジャケットにもマッチしますしね。

デイヴィッドホックニーとラガーシャツ

シンプルな一本線がシック
2段ボールドだとカジュアル感も強まります

*写真は、Insta @rowingblazers より引用

ラガーシャツを、ストリートスタイルでなく、大人な味わいで着こなすポイントは、まず第一に、大人しめな柄を選ぶ事、次にジャケットなど日頃着なれた物と組み合わせる事、そうすればラグビーファンルックでなく、タウンスタイルとして見られるでしょう。是非トライ!

ヘリンボーンハリスツィードに

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