慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / マックイーンの “マンハッタン物語“

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

スティーブ・マックイーンが、珍しく軽い恋愛コメディを演ずる映画 “マンハッタン物語” この後、”シンシナティ・キッド” や “ブリット” でアクションスター街道をまっしぐら!なだけに、貴重なマックイーンのオシャレなアイビースタイルをタップリと観れるこの映画は宝箱。

演出も贅沢で、オープニングとエンディングは、大勢のエキストラが出演し盛り上げます。役がジャズプレイヤー、当時は、多くのジャズプレイヤーがNYにいたので、仕事探しも大変だったようです。会場は、その仕事探しの場からスタート。

この映画でのマックイーンのスタイルは、3スタイル、着こなし方や仕草をたっぷりと見ることができます。

まずは、コーデュロイのコートから。これがまた粋なんです。バルカラーコーデュロイコート、襟のステッチが3本!襟裏も共地で容易に立てることができるようになってます。

襟を立てたり戻したり、その仕草も面白い。仕事の要請場面では、しっかりと襟を寝かしてから行くところが面白い。

袖口は、ターンアップカフ、チェンジポケット付きとしゃれてます。また、ベントはサイドベントというのも珍しいですね。因みに、共演のナタリー・ウッドもコーデュロイのコート、見事なマッチング!

コートの下は、ツィードジャケット、白ボタンダウンシャツに黒のニットタイというアイビーお決まりの組み立て。

一瞬でしたが、コートを脱いだ時のジャケット、やはりフックベントでした。

二つ目のスタイルは、黒のトレンチコート。

場面は、当時は、ヤバかったエリアでもあるミートマーケットエリア、16-20丁目のウエストエリア。現在では、マーケットがなくなり、ファッションエリアとなっています。

マックイーンは、このヤバいエリアでトレンチコートで、一人立っている。

トレンチコートをタウンな感覚で着こなしています。これだけ素直にトレンチコートを着こなすことは、非常に難しいが、見事にこなしてますね。

そして、一番上のボタンまで、しっかりと留めています。このシーンは、いただきましょう!

ミートマーケットエリアを出て、かって育ったイタリア人街エリアでは、リラックスして上ボタン開けで。

この電話帳も渋い小道具ですね。ブロンクス、クイーンズ、マンハッタン、、ニュージャージー?

三つ目のスタイルは、コートは同じなのですが、中にダークスーツを着込んでいます。理由は、ナタリー・ウッド扮する彼女にプロポーズをするためです。ジャズミュージシャンのようにラフな職業の方でも、フォーマルなシーンでは、ダークスーツが決まり。

やはり、白ボタンダウンシャツに黒ニットタイの鉄板スタイル。マックイーンは、時計を右手にはめています。左手には、メンズリングを。

白ボタンダウンシャツ、マックイーンの肉体が凄いというより、シャツがスリムフィットなようです。身体にフィットしているので、この頃では珍しく、上半身にピッタリとフィットしています。

シャツは、スリムフィットが出てきたのですが、コートは、まだふっくらビックシルエット。

63年公開の映画ですから、この頃のNo. 1デパートは、35丁目の “Macy’s” 一番の繁華街もミッドタウンといって、この界隈だった。あのエンパイアステートビルも近くの34丁目。現在では、一番のエリアといえば、60丁目セントラルパーク付近になり、メーシーズも大衆店となっている。

このエンディングのシーンは、人気スター登場の告知がされているので、多くのファンが取り巻く。いわゆる一発撮り、だから普段着のNY市民のスタイルを見ることができる。50-60年代スタイル好きにはたまらないシーンとなりました。

“大脱走” 公開後の映画ということで、マックィーン人気沸騰!また、ナタリー・ウッドも “ウエストサイド物語” で大ブレークした後の映画。ですから、当時もっともホットなカップルの映画だったかと。二人のオシャレぶりにも大満足な映画でした。

マックイーンがカッコいいのは、表情、姿勢、ベーシックな物を着こなす、得意のアクションもカーチェイスもない都会の映画でも、こんなにカッコいいのは、滲み出てくる仕草でかな。

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