慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / ニューウェーブ・ゴルフウェア

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

松山選手が昨年優勝したマスターズ、今年も4月初めツツジ(アザレア)が満開の美しい季節に開催されました。そこでゴルフウェアの話を!

3月に、ロス/パームビーチで PGA TOUR GOLF が、毎年開催され、Pro-Am 大会ゆえアマチュアも参戦、著名人や富豪家がほとんどですがプレーします。僕は、この大会をTV観戦するのが楽しみです。理由は、最新ゴルフウェアを観ることができるからです。

プロは、仕事上契約のアパレルウェアを着るしかないのですが、アメリカのアマチュアのスタイルがそれぞれ個性的で実に楽しいのです。

マイケル・ジョーダンのゴルフ好きは有名な話で、バスケ引退後、プロゴルフでデヴューなんて話もあったくらい。彼の運動神経は勿論ですが、スタイルセンスも抜群なのです。ゴルフがカッコいいと思わせてくれます。

写真は Golf Digest からの引用です

毎年参加してコスチュームを楽しませてくれるのが、ビル・マーレー、彼も非常にセンスがいいですね。二人に共通しているのは、既存のファッションアパレルのウェア組み立てと違い、ストリートでも通用するスタイルということ。よくゴルフ場でしかお目にかかれないロゴ入り満載なプレイヤーを、プロアマ問わず見ますが、興味が薄れますね。日本の男子ツアーの人気がイマイチ出ない一因でしょうか。

今年のAT&T Pebble Beach Pro-Am 大会から

一昨年から、ラッパーがこの大会に参加しています。ラッパーといえば、ゴルフと縁がないというのが一般的な印象ですが。やはり、好きなものには国境がない様で。(変な喩えですいません)

今回登場の二人は、ゴルフに取り憑かれたラッパーです。好きが高じてゴルフウェアのアパレルまで立ち上げたから、半端ないですね。

グラミー賞4冠に輝くMacklemore は、70年代ゴルフウェアに惚れて自分でアパレル会社を設立、”Bogey Boys” なるブランドでヴィンテージゴルフファッションを展開。西海岸風カラフルな気分を出しています。

*Golf Digest* Style 版より引用
Bogey Boys より引用写真

同じくラッパーScHoolboy Q “ゴルフは人生を教えてくれる” と、ゴルフ漬け!心配する仲間にはゴルフ場でラップをしているよ、と答える。Black Ivy 独特のオーラを感じます。

*Golf Digest* Style 版より引用
Golf Digest からの引用写真

こちらはメキシコのプロボクサーCamelot Alvarez スーパーウェルター級からライトヘビー級までの王者!やはり、ゴルフが大好きとか。

*Golf Digest* Style 版より引用

彼らのスタイルに共通しているのは、実に ”COOL” だと言う事。既存のロゴマークウェアを纏わないでカッコよくスタイリング、きっとこんなウェアだと、日本の若者もゴルフをしたいと思ってくるのでは。

既存のゴルフウェアは、成金っぽい、街着とあまりにも違いすぎ、ロゴダサすぎ、可愛いぶり過ぎ、、全てにおいてダサいとしか言いようがないねえ〜 これだったら、会社通勤のスタイルでプレーしたほうが様になると思ってしまいます。もう少し、国際感覚を磨いて貰えたら、ゴルフ人口も増えるんではと、関係ない自分が吠えてます。

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