慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / ブラックニットタイの魅力

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

春から夏にかけてネクタイをするスタイルの際に重宝するのがニットタイ、なかでも特に黒のシルクニットタイは、シーン、スタイルを問わない。

僕は、一年中この黒のニットタイで過ごしています。秋冬は、ウール、カシミヤのニットタイもしますが、秋冬でもシルクを合わせるのが好きです。艶のないツィードジャケットに艶のあるシルクニット、それもAscot社のようにギシギシ音が鳴る凸凹感あるニットタイが気分良い。

編み方ですが、基本2種類あり、下の写真のニットは、”ハンドフレーム” とか “ファッションニット” などと言われるハンドメイドニット。重くてしっかりした味を楽しめます。まずニット生地を作りその後でネクタイ形に縫い込む。一般に売られているニットタイは、生地をマシーンで編むのが普通で、手編みでないのでやや軽いです。それはそれで軽い感覚もいいですね。僕はスリムタイの際は、その方が好きです。

特にしっかりと重い編み地のAscot Tie

もう一つのニットタイは、鹿子編みといい、ソックス編みマシーンを少し改良した機械で筒状に袋編みするもの。プレーンな表面が特徴です。6cm以上のニットタイになると、ちょっと物たりさがでますが、4~5cmのスリムニットですと、むしろこの方がクールです。僕らIVY世代は、このニットタイで学んだので、愛着が半端じゃないですね。

鹿子編みニットタイ

次に形ですが、一般的には、鉢巻の様にスクエアエンドの大剣と呼ばれる部分が水平にカットされています。(上の写真)

もう一つの形は、ネクタイの大剣のエンドをしたもの。なんとなく普通のネクタイのように見えるので、ビジネスマンスタイルには好評です。(下の写真)

1920年代には、もうニットタイは存在した様です。手編みでつくれるので、家庭で、ちょうど手編みセーターを恋人や息子のために編んだ様にしてプレゼント。大恐慌や大戦後、労働者階級や貧しい大学生は、手軽に入手できるニット・タイを盛んにしました。シルクタイは、エリートクラスのために人気がありました。大戦前後の1920~30年代を舞台にした映画のシーンでは、労働者が間に合わせにニットタイをしていたり、そうかと思うとニットタイをカッコよく合わせる将校もいたりで、当時のニットタイ事情が伺えます。

では、ハリウッドアイビースターから、ニットタイ合わせの魅力を見ていきましょう。と言っても、皆、黒のニットタイを合わせるシンプルなスタイルですが。

Anthony Perkins / Slim Knit Tie
Steve MaQueen / Slim Knit Tie
Bill Murray / Short Button Down
John Gavin / Seersucker Suit
Rod Taylor / Coin Tie Bar

——-以上の写真は、全て引用写真です——-

ブラウンスーツ、レッドギンガムチェックシャツ、60’s Tie Bar、黒ニットタイ、着ている茶スーツと赤シャツは意外と相性がいいですし、あとはニットタイの黒が柄を鎮めてくれます。

という事で、今シーズンまずはブラックニットタイで組み立てしませんか。きっと新鮮な夏スタイルを堪能できるでしょう。

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