Kay こと慶伊道彦のCoffee Break
“ホットロック” 72年公開のこの映画は、ある意味ロバート・レッドフォードが大スターにブレークするための足掛かりとなる位置かと。勿論、もうすでに “明日に向かって撃て!” “夕陽に向かって走れ” の実話物でスターへの道を歩んではいましたが、マックイーンのレベルまでは遠かったです。それが、”ブリット” の監督ピーター・イェーツと組んだこの映画で娯楽映画でもセンスを感じさせるという事がわかり。この映画の後、スティング、追憶、ギャッビー、コンドル、etc で、本物の大スターへと。

“ホットロック” 作品としては、緻密な犯罪モノではなくコメディタッチな仕上げ。B 級映画の良さが感じられる作品。僕は、このくらいゆったりした内容もすきですね、女性絡みが全然ないのも70’s 特徴かと。
特にここだ!とか、これだ!とかはないんですが、バランスが良く、また共演者たちのチームワークの良さも感じられますね。

右から、ジョージ・シーゲル、ロバート・レッドフォード、ロン・リーブマン、ポール・サンド、

ジョージ・シーゲルは、68年公開の ”殺しの接吻” での刑事役が印象的。いつも70’s Styleが基本で、渋いオシャレさんです。

レッドフォードの70’sらしいビックなラペルのスーツ。ダンガリーウエスタンシャツにネクタイが当時の雰囲気をよく表しています。スーツにダンガリー!

やはりここでも、ダンガリーシャツにタイ、スエードのブルゾンを合わせる。

レザーブルゾンにUネックシャツ、なにか今っぽい雰囲気。

70年代、日本でもアイビーからニュートラに舵をきる。ロングポイントシャツがそんな時代を映す。スーツのラペルもネクタイもビックでなくては!といった70’s

共演の二人は、主にTVドラマで活躍した個性派。この映画でも飄々とした味を出している。二人のスタイルが好きです。ロンはホリゾンタルのTシャツが似合うし、ポールはアイビー派と思える。劇中でも、ホワイトジーズやブルージーンズに白ボタンダウンシャツにレジメンタルタイと決める

ポール・サンドの、何気ない洒落ぶりが好き

ロン・リーブマン、ここでもカッコいい横縞のTシャツスタイル、こんなシャツを僕も70年代に着ていたのを思い出します。

オレンジのドリズラージャケット、先日スティアンコル soutiencolの三浦氏にお会いした時、自社のオレンジのスィングトップを熱く語られました。スィングトップのカラー時代が来ても楽しいかと思います。

ポール・サンド、70年代TVスターなので、僕も詳しくは知らないのですが、なんか雰囲気のある方ですね。この映画でも、毎度オシャレな着こなしを魅せてくれる。

コメディアンというか、飄々とした感じが好き

TVドラマ(Can’t stop Music)でも New Trad な着こなしが憎い!ビックカラーボタンダウンシャツにワイドなレジメンタルタイは、僕らもハマりましたね。

“The Main Event” バーブラ・ストライサンドとの共演、当時トレンドのチェンジポケット付きニュートラスーツ

“黒いジャガー” のモーゼス・ガン、バルカラーコート、スプリットラグランスリーブ、前肩がセットインで後ろ肩がラグラン。70年代にラグランの進化系という感じで、流行りました。

この映画ポスターも楽しい

監督ジョージ・シーガルがロバート・レッドフォードと組んで、好き勝手に楽しんだなあ〜と思える映画、僕も楽しみました。是非!
#michihikokeii #ivy #ivystyle #ivylook
Insta/kay_standard_style
https://www.instagram.com/kay_standard_style/
YouTube