慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / “ボギー!俺も男だ” ウディ・アイビー

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

“ボギー!俺も男だ” この映画!僕はズーッと監督がウディ・アレンだと思っていました。その位、実にウディくさい映画でした。おそらく昔、公開時に観たかと思いますがすでに覚えていなかったので、今回プライムで再度観ました。この映画、ウディが舞台劇で喝采を得ていた作品の映画化とか。脚本は勿論さらに撮影にも参加しているようなので、やはりウディ映画と言えるでしょう。その後の”アニーホール”へと繋がっているように観ていて感じました。

さて、この映画、ウディのアイビースタイルが満載なのです、もしかしてアニーホール以上かも。

オープニングからこのハットでやられましたね。くたびれたクルーネック・セーターとチノパンでのコインランドリーのシーン。ウディはバケットが好きなようで、近年でも写真でよくみます。

プリントのボタンダウン・シャツにカーディガン!まいりました

舞台劇時代からお付き合いしているダイアン・キートン、その後の活躍はご存知の通り。この頃からオシャレ度は満点!素敵なスタイルを沢山魅せてくれます。ウディの方は、おそらく上の写真はタータンチェックのネルシャツにカーディガン、そして下の美術館写真では、ヘンリーネック・シャツにシャツ・ジャケットと、やはりアイビーな感覚満点!

このシーンには大受けしました。バスターキートン風バタバタなパントマイムの連続、それをボタンダウン・シャツにチノパン、紺ブレでやっちゃうところが、ウディの本骨頂かな。71年公開時、時代はオーセンティックからニュー・トラに。たっぷりシャツにワイド・タイそして太いパンツ・シルエットに時代感覚が表れています。足元のサドル・シューズにも注目。

まさにニュートラ時代のトラッド・ルック、ベージュのコーデュロイ・スーツ、ラペル幅もネクタイの幅も太くなっています。

インディゴのシャツ・ジャケット、中にオープン・シャツを重ねる、。胸元からのTシャツ覗かせは、ウディの得意技。

マルチ・ブロックチェックは当時のトレンド柄。それを上品に着こなししています。

タータンチェック・シャツ、ポケットをバイヤスで入れる。オープン・カラーからはTシャツ覗かせ。外出時は、それにツィード・ジャケットを合わせる。勿論、チノパンと、70’sニューヨーク・スタイルをここに見る。

他にも色々とアイビー・スタイルを楽しめます。勿論ファッション映画ではないのですが、アイビー愛好家にはたまらない一品ではないかと思いました。

ウディ・ファンでなくても、70年代初めのニュー・トラディショナルの街スナップとして、この映画はとても参考になりますので、是非。

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