Kay こと慶伊道彦のCoffee Break
ニューヨーク出張は、僕が25才の時!本部長の鞄持ちとしてが最初だったのですが、当時で海外出張とは恵まれた方でしょうね。ただ、ロンドン編でも書きましたが、やはりサラリーマン時代はホテルの選択が一般的なレベルだったので、センス良いホテルとは言えなかったです。(1970年代初期ではそんなモノでしょうか) その後、30才で再び訪れるようになった際は、その時の反動もありそれなりに自分好みのホテルを選択するようになりました。
Roosevelt Hotel
1972年〜75年頃のサラリーマン時代によく宿泊しました。

Omni Berkshire Place Hotel
79年、起業して最初のニューヨーク出張!その際は、やはり目的がクラシック・メンズショップ周りだったので、ポールスチュアートに近いマディソンST.にあるバークシャー・ホテル、やはりNYに慣れない間は目的地そばのホテルが使い良いです、50丁目マディソン角ですから、ほぼ全てのクラシックタイプのメンズショップは30分以内で行けました。ブルックス、ポール、J.プレス、Chaps、、、
ホテル格としてはミドル・クラスですが、その時代としては割とモダンなインテリアでした、またBARがお気に入りでした。立地がミッドタウンでしたから、会社帰りのビジネスマンで賑わっていました。曰くヤッピーと言われる当時のニューヨーカーは、次から次へと目新しいバーを求めて移動しました。そう言う意味では、80年前後は、ここのバーもまだまだ目新しかったのでしょう。僕は、夕食前と後と毎日二度行ってましたので、バーテンダーとも顔馴染みとなりました。ニューヨークのヤッピー風ビジネスマンの生態をちょっとだけ観させていただきました。その後、彼らは、57丁目に新しくオープンしたフォーシーズン・ホテルのニューなBARへと移っていきます。



The Mark Hotel
1986年、ラルフ・ローレンのマディソン通りの旗艦店がオープン、歴史的建築物のマンションを活かしてリノベーション、大いに話題となる。そこで、僕もアッパーイースト・エリアに疎かったので、この機会にと77丁目の新しいホテル、マークホテルに宿泊、いわゆるホテル周りの近所ブラを開始、セントラル・パークもこんなに上まではそれまできていなかったので。乗馬スタイルで馬を引いていた美女を見た時はさすがに口アングリ!アッパー・イースト地区のリッチ・スタイルに唸るしかなかったです。
セントラルパークがすぐそこで、池をぐるりとジョギングして、映画 ”マラソンマン” 気分も味わえました。



SHOREHAM HOTEL
マークホテルは、メインタウンからあまりにも離れているので、市場調査には不便でした。そこで前回リサーチの途中で立ち寄ったカフェのホテルに次回より宿泊。特に目立つ取り柄はないのですが、何せ場所が最高!5&6av. x 56St.という抜群の立地、バーニーズ、バーグドルフ・グットマンをはじめ名だたるブティックが10分圏内、忘れ物しても即戻れる近さ。あと、これといった特徴もないシンプルなホテルですが、無駄がなく価格的にもバランスの良く広い部屋、一応、オープン仕様の二部屋設計なので、友人も招けました。随分長いこと、このホテルからのマーケット・リサーチをやりました。



ALGONQUIN HOTEL
ニューヨーク出張に慣れてくると、やはりホテルにさらにこだわりが出てきました。かの昔いわゆる文筆家がよく宿泊したというホテル、(東京で言えば、山の上ホテル) ザ・アルゴンキンホテル、ここに泊まりました。44ストリート 5&6av. ミッドタウンの中心地でブルックス・ブラザーズやJ.Press(80年代当時)にも近かったです。ホテルは、少しずつ昔の威光も薄れて来ている感じでしたが、まだ佇まいも感じられる時代。(その後、クローズとリオープンを経るがもうその時の面影はなくなった) 当時、ロビー入り口に、本体のブルーバーとは違う小さなBARがあり(6畳間くらい?) そこで実に楽しい時間を過ごせました。近くにニューヨーク・タイムスがあり、そこの記者たちがよく来ていました。何故か僕たちは和気あいあい、ジャンケン・ゲーム?などをしたことをうすらうすらと記憶 (酔っ払いながらの)



ROYALTON NEW YORK
5av. x 44st. にあるロイヤルトン・ホテルは、80年代カルチャーから生まれた新しいムーブメントなブティック・ホテルです。イーストヴィレッジから始まったニューカルチャーは、ヤッピー文化を払拭、クラブだけでなくホテルやレストランにも影響を与え、その走りがこのロイヤルトンホテルです。その後、近くにパラマウントホテルなどもできて来ましたが、このホテルがやはりナンバーワンです。80’sなカルチャーを感じることができます。このホテルに泊まって、ダウンタウンのナイトクラブまわりをするのが刺激的で、ファッション・ピープルたちの溜まり場でした。まさに、クレージーな80’s気分を満喫するために、このホテルを選びました。しかし、ブティック・ホテルは使い勝手が悪いので、一度きりでしたが、いろんなファッショナブルなゲストと出会い想い出は多いです。



IROQUOIS HOTEL
アルゴンキンホテルのほぼ隣にあるホテル、44STはたくさんのホテルがあります。アルゴンキン、ロイヤルトン、ソフィテル、パラマウント、そしてイロコイズ、、、ここのポイントはタクシーがもっともゲットできる場所、ニューヨークの夕方のタクシーの捕まらなさはクレイジー!30分や一時間は無駄になります。それがこのホテルに宿泊してからは、なくなりました。恐らくこのストリート!これだけ多くのホテルが密集しているので、ドライバーにしても客をキャッチする時間の無駄が省けるからかと。それと、ホテル・チェックインのためのタクシー降車も多いので。他のホテル玄関に停まっても視界に入るので、ちゃっかりその前までいって拾うことも度々。最悪待っているリムジンも20ドルくらいでダウンタウンまで行ってくれましたし。(彼らは、メインのゲストを降ろして再度乗るまでは、フリーでアルバイトを認められているのかと、マイケル・ジャクソンが乗ってるような超ビックなリムジンカーにも乗った事がありましたが、さすがに映画スターの気分になりましたね。
そういう訳もあり、2000年代は定宿にしました。80年代バブルも終わり高級ホテル利用は無理となった事情もありますが。スタンダードなクラシックホテルなので、BARやラウンジのセンスの相性はいいのですが、ただ一つベット仕様が古いのでコンディションはわるかったですね。
44丁目は、非常に便利。イーストに行けば、すぐにブルックスブラザーズやポールスチュアート。ウエストに行けば、ブロードウェイも近く簡単な食事するには困りません。20分くらいでアッパーのショップはホボ行くことができますし。(72 POLO だけは、タクシー) ダウンタウンだけは、タクシーか地下鉄を使うしかないです。



THE MERCER HOTEL
90年代終わりにオープンしたこのホテルは、あらゆる意味でクールなホテル、フロント、ラウンジ、室内、そして最たるはBAR! Mercer Kitchen 当時のモダン・ニューヨークなインテリアもだが、カクテルのレベルも高い。(その頃のニューヨークのバー・カクテルのレベルは非常に低くエンターテイメントな要素が強かった) 銀座バー・テンダーの上田氏がここで一週間、氏のオリジナルであるハードシェイク・マティニを振る舞ったのは有名な話です。
ちょうどソーホー地区の人気が出てポピュラーになって来た時代で、大型のファッション・ブティックが続々と出来トレンド化、当然80年代ソーホーのイメージはなくなってきました。ここを拠点にダウンタウンのブラブラを開始、また大好きなラルフ・ローレンの店、RRLやBleeker StreetのRalph Lauren Storeも近かったので、度々訪問。



SOHO GRAND HOTEL
バブル崩壊が始まった頃、ロウア・ウエスト・サイドにあるトライベッカ地区が注目されるようになる。街並みは、その昔は栄えていたので古い面影を遺しています。70年代以降、ソーホーを追われたアーティストたちが集まりだして街のイメージを作り出し、また90年代に入りロバート・デニーロが映画祭やレストランオープンに参加した事も再開発には大きな影響があったようです。
ソーホーグランドホテルは、そんなトライベッカを散策するのにちょうど良いロケーション、ウエスト・エリアに疎かったので、ホテルを起点にして探検を開始。ホテルはトライベッカらしく古いアメリカをモダンナイズした知的でアートな雰囲気です。
トライベッカにある古着屋さんとか、J.CrewのLiquors Shop 、大型雑貨店、、、
また、ハドソンリバーも近く、川沿いに歩道が走り映画のシーンを満喫出来ました。



Bowery Hotel
ダウンタウンをブロードウェイに並行して南北に走るバワリー・ストリート、ちょっと前までは、ジャンキーで危険な大通りでした。70年代後半に訪れた時は、怖くて小走りで通った思い出が。なぜ訪れたかというと、その当時大好きになったロックグループ、トーキングヘッズがデヴューしたCBGBというクラブがあったからです。ビビってトイレにいった記憶があります。
そんな通りも、段々と穏やかな街となり、2000年代にはアート感覚溢れるホテルが出来だしました。その一番がバワリーホテルです。ロビーとラウンジは、その当時トレンドのナイトクラブ感覚を取り入れ、惜しげもなく置かれているヴィンテージなファニチャーがクールでした。スタッフもダウンタウン仕様でヒップなカジュアル・スタイル。
部屋はヴィンテージ風ウッドを使って落ち着いた感じでした。ただ一つ、どうやらペットを持ち込むことができるらしく、ベットカバーが毛だらけで、困りました。運良くフロントにお願いしてチェンジしてもらう事ができましたが。どうもセレブ感は苦手かな。



The Nolitan Hotel
ノリータ地区にあるこのホテル”ノリータン” リトルイタリーや中華街、またトレンドとなったElizabeth St. にも隣接、イースト・ヴィレッジに近く、この界隈を探検するにはピッタリなロケーションです。たくさんのニューウェーブなお店をチェックするのにも便利です。新しいニューヨーク・カルチャーを身近に感じられますし。僕のNY出張の歴史、終わりの頃は、このホテルばかり使っていました。価格もリーズナブルで心強かったですし、このエリアも気に入りましたので。
ブティック・ホテルのスタイルなので、スタッフもフレンドリー、クラシック・ホテルのような痒いところに手が届くような便利さはないですが、慣れれば気にもならないです。ウォーターやニュースペーパーもありますし。



The Carlyle
やはり、ニューヨークのお気に入りホテルをあげるとしたら最後はココでしょう!ご存じウディ・アレンが毎週のようにクラリネットを吹いたBARがあり、また”レニィデー・イン・二ューヨーク”でもたっぷりも観せています。ホテルもハイ・ソサイティながら伝統的なアメリカン・クラシックな雰囲気を味わえます。プライスも高いので僕も一度しか泊まったことはないのですが、ニューヨーカーとアメリカンの入り混じった雰囲気を味わえました。
ここに泊まったなら、やはりBemelmans Bar に予約を入れておくべきでしょう。お気に入りのバーのホテルに泊まって、予約して行くバー・スタイルは気持ちに余裕が出来て、慣れない旅行者には欠かせませんね。
映画 “カーライル ニューヨークが恋したホテル” これを観てから訪れるというのも良いかと。



旅慣れしてきた2000年代以降、ホテルのセレクトに変化。当時、ポール・スチュアートやバーニーズと商いを開始していましたので、商談室があるミッドタウンにまず2~3泊、そして後半は、マーケット・リサーチに便利なダウンタウンをチョイス、前半後半とホテルを分けました。この方が動きやすかったからです。同じホテルに居続ける気楽さはありますが、やはりホテルは行動するのに便利なエリアが最適!そこでこうなりました。
以上の他にも宿泊したホテルは沢山あります。何せ20代半ばから毎年のように出張していましたので。失敗したホテルも数々あります。また、リコメンドのミスやホテル側のミス(それでも泊まれなかった) 泣きたくなる事も度々。しかし、それもまた経験となりホテルの選び方が上手くなったのかもしれません。旅行者にとりホテルは自宅と同じですから大切です。 50年間の思い出をたどりながら、少しづつ書いてみました。旅の思い出はホテル!
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