慶伊道彦 IVY STYLE 講座 / 80’s Preppyとニートネス

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

時代の要望は、綺麗めカジュアル、ニートネス感覚に熱視線!そうくれば、やはりプレッピースタイルを見直してみたくなります。

*以下、WIKIPEDIA より抜粋引用しました*

プレッピー・ハンドブック』(1980年)は、リサ・バーンバックが中心になって編集された毒舌ユーモア参考書である。プレップダムと呼ばれる北米文化の一面を論じている。

プレッピー公式ハンドブックは、1980年代にプレッピーであるために必要なことを説明し、風刺して、WASPエリートのライフスタイルをパロディ化したものである。プレッピーはどこに通い、どこで夏を過ごし、どんなブランドを身につけるのか、皮肉な口調で明らかにする。この本は、1980年のプレッピーたちの子供時代を風刺することから始まり、プレッピーたちの理想の家庭生活を風刺し、予備校の選び方、面接、入学のさせ方をユーモラスにアドバイスする。そして、「人生で最高の年月」となるプレッピーたちの学生時代について洒落た言葉で説明し、どの大学のコースを履修すべきか、寮をどうデザインすべきか、大学でどうパーティーするかについてバーバックは、皮肉たっぷりに解明している。

「スポーツシーンやそのほかの社交場では靴下を着用しないことがよくあります」と書いています。どこで買い物をするか、何を着るか、「ピンクと緑のメリット」を読者に教えることによって、バーンバックはプレッピー文化を誰でも手に入れられるようにする。

バーンバックはその序文で、このハンドブックはプレッピーを「名門私立学校に通う幸運な少数派」のみに許されたサブカルチャーとして説明する排他的なテキストとして意図したものではないと説明している。むしろ、このハンドブックはプレッピースタイルを復活させるための道標として書かれたものであった。それはプレッピーコードの秘密を共有し、プレッピーを「きちんとした、魅力的な、そして突然達成可能な」ものに見せていた。

以上、WIKIPEDIA より抜粋引用しました。PREPPY の学問的基礎を知っておいても損はないかと。

MENS CLUB は、スタイルの面から解説していますので、引用しました。

昨年F/Wで、ノルウェージャンセーターは大当たりして復活!しかし、このイラストのプレッピースタイルをご覧ください。ラコステポロの襟立、その上からピンクのボタンダウン・シャツ、さらに上にセーターを着る!しかも、なんと!そのレイヤードがわかる様に袖捲りする。これが、当時カッコいい決まり事でしたから、流行とは後から顧みるとなかなかに楽しい出来事です。

同様にレディスでも、重ね着。ここに出てくるロピーセーターの特徴を生かしたノルウェー柄やフェアアイル柄も昨年F/Wにヒット、タートルネック・セーターの上からボタンダウンシャツというのも、そろそろ戻ってくるのかも。

80年代のMENS CLUBでもプレッピースタイルを打ち出しして提案しています。—-TAKE PREPPY—-

原宿クルーズ、当時もっともプレッピーマニア達の熱い指示を得ていたのがこのショップ。CREWS マークのスエット・シャツ(トレーナー) を手に入れるのに行列、僕もクルーズ・マークのネクタイ(紺地に白のヨットマークタイ)を年間1千本以上受注を受けた記憶がありますから。

マドラスジャケットの下に、プルオーバーシャツやポロシャツ、そして綺麗めカラーのパンツを合わせる。

ベージュ、サンドカラーなどのサマーツィード調ジャケットに、ピンクのタイを合わせるのが、トレンドでした。この場合、シャツは、イエローやライトブルーなどやはり淡いクリーンな色。

今シーズン注目のバラクータ・スタイルに、綺麗めカラーパンツを合わせる。サックスやミントグリーン、他にもクリームとかもありかと。

McGREGOR 広告写真より。ニュートラル・カラーでの合わせ方。なんでもないスタンダードな組み立てですが、80年代トラディショナル・スタイルのお手本!

何せこの時代、ピンクが大流行り!それまでは、ピンクはメンズの世界にはなかった色ですが、プレッピー・オフィシャルブックが火付け役となり、メンズのトレンドカラーとなる。

ニートネス、綺麗めパンツには、ラインをしっかりと入れて履くのが鉄則。

マドラスチェックジャケット、横縞ミニレジメンタルストライプのポロ、綺麗めコットンパンツ、アイビーベルト、80年代プレッピーそのもの!

(写真は、MENS CLUB から引用しました)

僕の写真から、サックスのパンツにイエローのオーセンティックスニーカー、コーデュロイのプルオーバーシャツにバラクータ、シャツより横縞Tシャツを覗かせる。

同じくバラクータにクリームのパンツを合わせる。ライトグリーンのオープンシャツでニートネス気分。

クレージーマドラスジャケットにサマーウール・ドレスパンツを合わせる。アスファルトカラー・オーセンティック・スニーカー、ピンクのボタンダウンシャツに黒ニットタイ、ニートネスなプレッピー・スタイルを気取る。

F/Wでも同様にニートネス・プレッピー、ツィード・ジャケットにフーデット・ジャケットを合わせる。

プレッピー・カジュアルでは、コーチ・ジャケットやラグビーシャツの使い勝手が良い。ジャケット替わりにしたり、セーター替わりに着たりと。

80年の MENS CLUB を参考にして、プレッピースタイルの検証をしてきました。次のシーズンは、こんなスタイルを楽しんではいかかですか?

*一昨年の記事を再編集して掲載しました*

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