慶伊道彦 IVY STYLE 手引き/ロンドン思い出のホテル

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

ロンドンでの宿泊ホテルから、バブルを挟む80年代90年代を思い出してみました。

サラリーマン時代いわゆる鞄持ちでの出張時代は、実につまらない平凡なホテル宿泊でした。(それがアッパーミドルクラスではあっても) それゆえ、自分で会社を興してからの出張は、意味のあるホテルに泊まりたいと考えました。

まず第一にロケーション。興味あるエリアにあるホテルを選択。ホテルを中心にして歩き回りたい。何度も往復できるので便利さに勝るものはないです。

第二にアットホームな事、平たくいうと大きすぎない事。チェーン化されたホテルでない事、時の移りでその後系列化されていくのは、致し方ないところですが、当時は独立したホテル経営である事。

第三にカルチャーを感じるホテル、宿泊しているだけで、自分の何かに刺さったり興奮したりするホテル。とはいえ、別段いたって普通なセンスで、奇を衒うとかいう訳ではありません。

このような条件のホテル選びをしましたが、勿論値段もソコソコ高いレベルなので、2泊位まではそこに泊まり、その前後はいたって普通なホテルにしてコスト・バランスを取りました。ロケーションだけはなるべる興味あるエリアにはしましたが。

では、僕の80年代90年代から2000年代初めまでのホテルの紹介をします。(宿泊した当時の印象なので、その後変わっていく場合もありますが)

“22 JERMYN STREET“

80年代、30才台初めの頃、ロンドンのクラシックなスタイルに憧れていたので、まずはジャーミン・ストリートかなと思い、知人に紹介して頂く。有名な帽子店BATEの隣の見落とすような狭いドアから入ります。(BATEは、2000年代に入り閉店し、その後、別のファンドで再開するが、当時のイメージからは程遠いが) ロビーもなく小さなフロントですが、宿泊フロアは、それぞれの3フロアだったか各フロア4~5部屋あったようなスケールでした。エレベーターもなく、当時重い鞄を持ち上げるのに苦労した思い出があります。

当然、ジャーミン・ストリートは、目の前、ピカデリー・サーカスも1分!バーリントン・アーケードも5分、初歩のロンドン歩きには絶好のポジションでした。界隈の老舗店に何度も足を運んで勉強しました。特にジャーミンStreetはシャツの聖地で、ヒルデッチ&キー、ターブル・アッサーを筆頭にいくつかのシャーツ・ショップがあったので、ボタンダウン離れしていた頃でしたから、ワクワクが止まりませんでした。

2-3Mの入り口
老舗帽子店BATEの隣り
小さなフロント・エリア

HAZLITTS SOHO

ハズリッツ 1718年創業、昔の文豪が泊まっていたことで有名でしたが、ソーホー地区に興味が出て来た頃に宿泊、まさにド真ん中にあるこの小さなホテル、何と床が傾いていました。やはり立っていると妙なのですね、球が転がる感覚。猫足バスタブや実に古い時代を感じさせる室内の魅力はさておき、やはり2泊が限界でした。ただ、シャーロック・ホームズの世界に近いソーホー文化に触れる最前線だったので、古い歓楽街ソーホーを満喫出来ましたが。最近、またリニューアル・オープンした事をSNSでチェックしましたが、あの!傾きはリフォームされたのかな?

写真は現在のものを引用しました
当時はもっと古い感じがしましたが
猫足バスタブも今は新しいモノです

Number 16 Hotel / サウスケンジントン

ナンバー・シックスティーン サウスケンジントン駅近くの閑静な住宅街にあります。ロンドンのホテルによく見られる以前は高級マンションだった建物をそのままホテルにリフォームしたスタイルかと。80年代後半、マイケル・ドレークに紹介を受けて以来、気に入ったので何年も宿泊しました。ここはチェルシー地区に近く、キングスロードまでの道中たくさんの有名ショップを見るなど、メイフェアとはまた違う高級エリアを散策できます。その後新しくできたザ・コンラン・ショップも近くにあり、またあのハロッズも歩いて15分くらい、道中アンティーク・ショップなどを楽しめました。

このように邸宅の入り口といった感
セルフサービスのラウンジ・バー/ 勝手に出して飲めるので、意外と使いました。夜遊びが足らない時とか 勿論自己申告はきちんとしますがネ
女性が喜ぶようなスタイルのブレックファーストができる内庭、高いので滅多に使いませんが

SOHO HOTEL ソーホーエリア

80年代後半から90年代にかけて、ロンドンのナイト・カルチャーにハマりました。新しい文化はすべからくソーホー・エリアから発信されてました。バー&ラウンジ、劇場、JAZZ、クラブ、映画館、、当時ニューヨークと共にロンドンでも新しいスタイルのホテルが誕生した時代でしたが、大体がソーホー・エリアでオープン。(その後、OLD STREETエリアへと移っていきますが)

目新しいファッション・ホテルの一つであるソーホーホテルにトライしたのは、そういった時期でした。外装は古い建物をリノベートしたものなので、歴史を感じさせますが、一歩中に入ると全く別な世界、ニュー・カルチャー・シーンを感じることができました。ホテルマンの服装や接客方法などもいままでのクラシックなタッチとはまるで違いました。(もっともクラシック・タッチの方が良い場合が多かったですが) ラウンジやバーも新時代を感じ連日ファッション・ピープルで盛り上がってましたね。ヒップなピープルに接した感がありました。

多くの起業家ショップも誕生し、ロンドン・ファッションの底堅さを感じました。

写真は今のホテルの引用
写真は現在のラウンジやバーの引用、その時は、もつとアートなガーデン風だったかと
古い感覚もヒップに捉えて

DUKES HOTEL St.James Places

DUKESホテルのBARが評判だったので、一度トライしたいと思い夕方食事前に訪問したのですが、すでに満員!断られました。そこで作戦を変え、次回のホテルをDUKESホテルにして、BARにトライ。ですから、バー予約のために宿泊したような感じですね。チーフ・バーテンダーは有名人らしく会話も上手、東京にも何度か行ったようで、僕が贔屓にしていたBar TENDER の話で会話が成り立ち楽しい時間でした。ホテルのバーとしては良いバーだと思いましたが、旅行時に並んでまで行くかと言うと。

セント・ジェームス・ストリートから少し入った静かなエリア、LOCK HAT, JOHN LOBB, など老舗店が並び、紳士スタイルのための小道具に眼を奪われる。ジャーミン・ストリートやアーリントン・バーケード、セヴィルローもすぐそこにありますし。

今も変わらない玄関前の風景
古きクラブを意識した内装のラウンジ
名物のBAR 毎日、大勢のビジネスマン観光客が訪れる

CRARIDGE’S HOTEL Mayfair

ロンドン最中心部メイフェアにあり、アールデコな歴史あるホテル、昔から各国の首相や銀幕スターが泊まることでも有名です、僕が80年代このホテルの前を通った時には、ソ連のゴルバチョフ大統領が宿泊、非常に厳守な警備がされ驚いた思い出も。今年も我が天皇ご夫妻の宿泊ホテルとなった事をテレビで知りました。

そんなVIPなホテルに何故まるで似合わない僕が泊まったかと言うと、やはりこれもホテル内のBARに行きたかったからです。(僕が思うにホテルのバーは、ビジターで入るのと予約で入るのでは気分が違う、住んでいるのなら行きませんが、ツーリストですから興味ある事を潰していきたかった) 恐らくこのホテルに泊まって深夜のナイトクラビングをやったようなアホな客はあまりいないのではと、ロックスターは別として。

圧倒されるロビーや各コーナーのインテリアは、僕にも平等に迎入れてくれました。セキュリティの厳しさはこのホテルの政策上当然の事ですが、それに慣れればスタッフはさすがの三つ星!二日間だけのドリームでした。

第一目的のBARは感動モノでした、完璧なインテリアとバーテンダーに圧倒され、宿泊客でなかったならあれだけ楽しむ事はできなかったでしょう。やはり、その後、ビジターで訪れた際は、それほどでもなく、地元ビジネスマンの喧騒に負けてましたから。

メイフェア・エリアは、ボンド・ストリート、セヴィルロー、バーリントン・アーケードなどクラシックなショッピング・エリアの隣、便利さも最大なのは言うまでもありません。

変わらぬ正面玄関前とセキュリティ
美しいアールデコなフロント
最近の写真を引用しましたが、概ねこの様なメンバーズ・クラブ風で、バー・カウンターが素晴らしい

素敵なホテルは、他にも色々あるとは思いますが、所詮一人のしかも年に1~2度の訪問ですから、こんなところでしょうか。ホテルサヴォイやホテルリッツなど観光客に人気のホテルは避けました。また、イギリス特有のBed & Breakfast 形式のホテルもイギリスっぽく値段も手頃なので、度々間に挟みました。

ホテルはそのエリアの中心、ポジションだけでなく文化的にも意味があります、ですからホテルを決める際は、まずは興味ある場所から、という事は日本の旅行でも変わりません。是非、よい旅を!

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慶伊道彦 IVY STYLE 講座 / 昭和スタイル・ホボユル考察

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

昭和ブーム!そこでKayの昭和の話

今の昭和ブームは、おそらく80年代の話だと勝手に思っています。メンズ・スタイルにおいて、例えばゴージライン一つ取ってみても、5年程前までは、肩にくっつくのではと思うくらい高い位置でした。それがかっこよかったのですが、今ではスタンダードな位置にまで戻ってきました。むしろゴージをもっと下に下げてラペル幅も広めで、当然ゆったりしたシルエットを楽しむおしゃれさんが登場していますが、意外とコレ!80年代のDCブランドのスーツに似てるんですよね。プレッピーとDCブランドは80年代の申し子ですからね。

80年代スーツの引用写真
段々とゴージラインが下がってきている(引用写真)

音楽も80’s和製ポップスが流行りとか、山下達郎や松田聖子に代表される。(まあ〜そのあたりは詳しくはないので、サラッとで)

(引用写真)

やはり僕のような団塊世代の者たちに取って、昭和とは60年代でしょ!自分たちの10代後半から20代前半あたりの頃ですかね。その頃の出来事だけは鮮明に覚えているのですから。

その頃のメンズ・スタイルといえば、IVY/アイビールック!ヒップなアメリカから持ち込まれたアイビールックは、瞬く間に全国に波及。僕ら少年青年を虜にしました。

今では、アイビー・スタイルと呼び名も変わりましたが、プュア・アイビーな方から僕のようにほぼユルなスタイルの者まで支持者は今でも多いです。

アイビーといえば、やはりMENS CLUB
MENS CLUBの創刊が1963年!まさに60’s

60年代の最大のカルチャーな出来事は、テレビの普及でしょうね。魅力あるテレビ番組が多く登場、新しいカルチャーをテレビから感じる時代に。

今、思い出しても、当時の番組はシャレていました。幾つか挙げてみましょうか。皆さんも若い頃を思い出してください。

NHKの”夢であいましょう” 中嶋弘子の司会で始まるこの番組、その後大活躍する多くのスターを生み出しました。渥美清、黒柳徹子、名曲”上を向いて歩こう”の坂本九、永六輔、中村八大、など

中嶋弘子の引用写真
バラエティ番組からスターが(引用写真)

深夜番組からカルチャーが生まれるのは当時も同じかと。日テレの11PM 、大人のためのバラエティ番組、女性のスキャットで ”イー・サバダバ”と軽快に始まり、司会の大橋巨泉と朝丘夢路がアップに!作曲は当時一番の洒落モノと言われた三保敬太郎、そして司会の巨泉からは遊びがヒップだということを教わる、釣り、麻雀、競馬、ゴルフ、風俗、もちろんジャズやカクテルも。働くだけのサラリーマン気質が少しだけ変わってくるのも、この番組のお陰かな。

日替わり司会者たち(引用写真)
“野球は巨人、司会は巨泉、朝まるで弱い朝丘”

当時No.1なべプロの歌謡番組 ”シャボン玉ホリデー” ザ・ピーナッツとクレージーキャッツが毎回出演、植木等の ”お呼びでない?こりゃまた失礼致しました” 番組の看板フレーズとしてブレーク!数々の大ヒット曲がこの番組から生まれた。

クレージー・キャッツのレコードカバー
ある日の出演者たち (引用写真)

フジテレビ番組からも一本 “おとなの漫画” クレージーの新しいギャグを楽しんだものです。ここから青島幸男が構成担当でデヴューし、その後の植木等との大ヒット曲が生まれます。”無責任男シリーズ”

クレージー・キャッツ (引用写真)
この写真はクレージーをよく表しています(引用写真)

60年代を語る上で欠かせないのが、新しく生まれた男のスタイル雑誌でしょうか。”MENS CLUB”の前身である”男の服飾讀本”は、その後アイビーを紹介するようになり、1963年12月号より”メンズクラブ”の誕生!アイビールックの火付け役となり、全国に(曰く)アイビー族を生み出すキッカケとなる。

(引用写真)

64年4月に創刊された”平凡パンチ”、ファッション雑誌のMENS CLUBと違いヤング・ターゲットの総合雑誌で全国でも発売されました。そのためインパクトは凄いものがありました。当時、田舎に住んでいた僕(高校生)ですらコッソリと読んだものです。ですからアイビーが全国に知られるようになったのは、平凡パンチのアイビー特集からでしょうか。大橋歩さんの表紙のイラストもアイビーを匂わせるカッコ良さでした。また、この年の夏、”みゆき族”が闊歩しますが、オリンピック開催の治安維持のため、取り締まりにあい消滅。その後、アイビー族などと言われアイビー・スタイルは全国に広まりました。(石津謙介氏はこの名前に大反対しましたが)

(引用写真)

平凡パンチより、さらにプレーボーイ誌よりの大人カルチャー雑誌、FIVE6SEVEN、遊び心満載!60年代の若者が従来の大人目線から飛び出そうとするサマがよく分かります。

団塊世代前後は、カウンターカルチャーの大きな唸りを受けるが、その時代のシンボルが、三島由紀夫、横尾忠則、寺山修司、そして紅テントの唐十郎ではないかと。新宿東口を拠点として若者カルチャー運動が盛り上がる。

引用写真

新宿では、もう一つの動きもありました。ジャズ喫茶”風月堂” もともとはジャズ好きな若者たちのたまり場でしたが、その後カウンターカルチャーの発信場となる。当時の敏感な若者は一度は足を運んだかと。

カウンターカルチャーの動きは、お茶の水でも起きました。学生運動!なぜお茶の水からなのかは分かりませんが、中大、明大、日大、ミドルクラスな大学が集まったエリアであり、情報が集中しやすかったのではと。神田書店街を控え東大も意外と近くにあったので理論が盛り上がりやすかったからもありました。お茶の水駅前がパリ・ソルボンヌ大学の運動に酷似していたので、カンチェラタン闘争と呼ばれる。

闘争前のお茶の水駅前は、凄くモダンな街並みでした。なにせレンガ通りでしたから。それが、学生運動の際、道のレンガを砕いて投石としたため全滅、その後タダのアスファルトとなる。駅前の画廊喫茶”LEMON”や、マロニエ通りのアテネフランス辺りでは、たくさんの素敵なお嬢さんルックを眺め若者の羨望を集める。(僕もその一人)

LEMON
(引用写真)

とまあ〜簡単に60年代昭和を撫でてみました。詳しい情報は、みなさんそれぞれで突っ込んではと。僕は、当時の昭和を古い映画で懐かしんではいますが。あれからもう60年は経っているのですから、早いものですね。団塊世代にとっても、はたまたそな子供たちや孫世代たちにとっても、気になる時代だったのではないでしょうか。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / サマー・スタイル 1週間

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

今シーズンのKAY・STYLE写真より、初夏のスタイル・チェックをしてみました。

月曜は、タイドアップで!夏の定番となったコットン・ギャバジンのスーツ、シアサッカー・ギンガムチェックのジャケット、どちらにも黒のニットタイを合わせました。極オーソドックスなサマー・ドレススタイルです。ギャバジンの方は、タイバーを差しコンビのスリッポンでアクセントをつけました。ギンガムチェックの方は、白のスエード・スリッポン、イエローのアーガイル・ソックスで脱力感を演出。定番を遊ぶと言ったイメージです。

火曜は、カーキーのコットン・スーツ、イエロー・ボタンダウンシャツ、ネイビー地にブラウンとイエローのストライプのレジメンタル・タイでアイビーなビジネスマン・スタイルを演出。もう一方は、クラシック・バティック柄・ジャケットに、オーソドックスな黒のニットタイと白のボタンダウンで合わせバランスを取る。この場合、パンツはダークグレーのサマー・トロピカル・パンツと地味目が正解。

水曜は、ハーフスリーブ・シャツにニットタイ!60年代は、”ホンコン・シャツ” とネーミングされてサラリーマンの定番スタイルとなっていましたが、こうやって今シーズン装ってみると、なかなか新鮮な気分です。グレー・トロピカル・パンツとネイビー・コットン・パンツで雰囲気を分けてみましたが、どちらもライン入りでキレイめスタイル。

木曜は、マドラスのシャツ・ジャケットで。このようなシャツにはワーク・パンツとかホワイト・ジーンズを合わせるのがベター。インにヘンリーネックのTシャツを持ってきました。ヘンリーネックは、前ボタンがアクセントとなるので、シャツの前開きの際にもバランスがとれます。キャップとスニーカーのお決まりセット!

金曜は、イエローのOX地ボタンダウン・シャツ、太い一本線バーティカル・ストライプがアクセント、ホワイト・ジーンズの相性抜群かと。OX地シャツをジャケット気分で着こなすのは、今シーズン多くなると思いますが、コツは、色、柄、どちらかで遊ぶ(両方だと派手過ぎるので)

土曜は、クレージーマドラス・パンツを穿く、やはりヘンリーネック・Tシャツをインに持ってくる、ネイビーのコットン・カーディガンとバケットハットがアクセント。マドラスでなくても、バティック・プリントやマリーンテーストのプリント・パンツでも夏のリゾート感が出てよろしいかと。

日曜は、マドラスのバミューダ・ショーツに素足スリッポン、ホワイト・ウエスタンシャツを前開きで着て、インのカラーTシャツを楽しむ。ショーツと共地のバケット(共地でなくてもよいが) 、レイバン風サングラスがアクセント。ショーツにはロングスリーブ・シャツでロールアップを楽しもう。夏の白シャツは、コーディネートに悩んだ時の強い味方です。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / シャツを羽織るシーズンイン

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

今シーズンは、シャツをジャケット羽織る感覚で着たいです。そして合わせるパンツはショーツ!軽快と行きたいです。その際の留意点をいくつか述べたいと思います。

シャツは、ブロードのドレスシャツのようなペラペラな素材は避けたいです。目安は洗いざらしで着れるかどうか。そう言った意味では、オックスフォードのボタンダウンシャツがピッタリです。襟の半たてや袖のロールアップもイージーですし、厚めの生地が前ボタンの二個三個開けの際の開き具合もいい感じにしてくれます。

ブルックスブラザーズのBDシャツ、少し大きめなサイズを修理する、丈を2-3cmカット!その位までのカットは、バランスもそんなに崩れなく問題なし、袖丈は5-6cm短くしましたが、これもカフの移動で直せ全然問題なし!(Kay仕様)
オックスフォード生地でなくても、また少し以前のシャツシルエットでも(ややスリムですが)、このようにリラックスな着こなしをすればギリギリ大丈夫かと。

マドラスショーツに合わせるシャツは、基本無地が良し、なにより深く考えなくてもよく合わせやすいので、どちらかと言うと、インナーのカラー・Tシャツで遊びたいです。どんな色を持ってきても問題なしで胸元を広く開けて楽しめます。

ショーツのシルエットですが、今シーズンは上下の写真の様にたっぷりと広め、このゆったり感が時代!もっともそれでなくちゃいけないと言うわけではなく、手持ちのスリムなバミューダ・ショーツでもクールさはそんなに変わるわけではない。

下の写真は、柄パンには、無地のシャツ(スエット) 無地のショーツには柄のシャツ、といった例となります。組み立ての基本です。

MENS CLUB 60’s より〜

インに合わせるTシャツですが、霜降りグレーやブルーなどカラーTシャツは好みでどんな色でも合わせられますが、今シーズンはヘンリーネックに注目したいです。なによりも前ボタンが胸元を開いた時のアクセントとなりイージーです。写真は、ウディ・アレンの ”ボギーよ、俺も男だ!” からですが、彼は70年代よく着ていました。

ヘンリーネックとは、このように前開きのTシャツ、パジャマ・シャツから生まれました。前ボタンがあるので、胸元の寂しさをカバーしてくれます。写真のマドラス柄ですと、上のシャツにはイエローやピンクのOX無地シャツを合わせたいです。

シャツとショーツのお出かけスタイルの場合、足元には、少し重いシューズを持っていきたいです。特に決まりや理由もないのですが、シャツとショーツという軽いスタイルの締めには足元だけ重くする!これがKAY流のバランス感となります。そう言った意味では、ダーティー・バックスなどはピッタリ!

ただし、いわゆる近所ブラ的な場合は、スニーカーでもヨシ、軽快といきたいです。

ハーフ・スリーブのシャツは、ショーツにはダメ?ダメとまでは言えませんが、軽くなり過ぎ、少年っぽくなり過ぎ、その様な理由で僕はショーツにはロング・スリーブ・シャツを選びます。

ハーフ・スリーブ・シャツの良さもあります。その際は、パンツをライン入りのドレスっぽいパンツはいかがですか。そしてスニーカーやスリッポンで軽快感を出します。軽さと重さのバランス感が出るかと思います。昭和なスタイル感を楽しむ。

MENS CLUB 60’s ストリートスナップより〜

他にも長袖シャツは室内の冷房対策ともなりますが、襟を立てたり袖をロールアップしたりと、気分次第での仕草もクール!大人な若者気分?!

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慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / “ボギー!俺も男だ” ウディ・アイビー

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

“ボギー!俺も男だ” この映画!僕はズーッと監督がウディ・アレンだと思っていました。その位、実にウディくさい映画でした。おそらく昔、公開時に観たかと思いますがすでに覚えていなかったので、今回プライムで再度観ました。この映画、ウディが舞台劇で喝采を得ていた作品の映画化とか。脚本は勿論さらに撮影にも参加しているようなので、やはりウディ映画と言えるでしょう。その後の”アニーホール”へと繋がっているように観ていて感じました。

さて、この映画、ウディのアイビースタイルが満載なのです、もしかしてアニーホール以上かも。

オープニングからこのハットでやられましたね。くたびれたクルーネック・セーターとチノパンでのコインランドリーのシーン。ウディはバケットが好きなようで、近年でも写真でよくみます。

プリントのボタンダウン・シャツにカーディガン!まいりました

舞台劇時代からお付き合いしているダイアン・キートン、その後の活躍はご存知の通り。この頃からオシャレ度は満点!素敵なスタイルを沢山魅せてくれます。ウディの方は、おそらく上の写真はタータンチェックのネルシャツにカーディガン、そして下の美術館写真では、ヘンリーネック・シャツにシャツ・ジャケットと、やはりアイビーな感覚満点!

このシーンには大受けしました。バスターキートン風バタバタなパントマイムの連続、それをボタンダウン・シャツにチノパン、紺ブレでやっちゃうところが、ウディの本骨頂かな。71年公開時、時代はオーセンティックからニュー・トラに。たっぷりシャツにワイド・タイそして太いパンツ・シルエットに時代感覚が表れています。足元のサドル・シューズにも注目。

まさにニュートラ時代のトラッド・ルック、ベージュのコーデュロイ・スーツ、ラペル幅もネクタイの幅も太くなっています。

インディゴのシャツ・ジャケット、中にオープン・シャツを重ねる、。胸元からのTシャツ覗かせは、ウディの得意技。

マルチ・ブロックチェックは当時のトレンド柄。それを上品に着こなししています。

タータンチェック・シャツ、ポケットをバイヤスで入れる。オープン・カラーからはTシャツ覗かせ。外出時は、それにツィード・ジャケットを合わせる。勿論、チノパンと、70’sニューヨーク・スタイルをここに見る。

他にも色々とアイビー・スタイルを楽しめます。勿論ファッション映画ではないのですが、アイビー愛好家にはたまらない一品ではないかと思いました。

ウディ・ファンでなくても、70年代初めのニュー・トラディショナルの街スナップとして、この映画はとても参考になりますので、是非。

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慶伊道彦 IVY STYLE 講座 / 今様アイビーこれだけやれば大丈夫

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

オーセンティック・アイビーに関しては、これまで何度が説明して参りましたが、さすが今どきそこまで守る必要はあるのかなあ〜と、考えている方は多いのではないでしょうか、一部の熱烈マニアやコスプレ派は別として。

そこで、今回はボボいいボボユルなアイビー・スタイルの提案をしてみたいと思います。これだけ守ればアイビー!

1: ナチュラル・ショルダー

やはり、名称通りの自然な肩ラインのジャケットでなければならない。最近の流れは、ゆったり感なので、サイズは肩に余裕のある大きさが欲しいが、その際もパットは薄い芯地一枚でありたい。よく洋服は肩で着るべしと言われますが、まさに肩に添ったラインがアイビーの肝!それさえ守ればホボユル・トラッド

New Yorker 80年代広告より
マニカ・ショルダー

ウエストは、絞られていないボックス・シルエットたとえ絞りがあっても緩い絞り、肩からストーンと落ちるゆとりがあるシルエット

アイビー・ファンには有名なヘンリー・フォンダの写真から、この位ゆったりとした着心地が欲しい。

Esqure Japan より

2: シャツとネクタイ

アイビー・モデルのスーツでなくても、ボタンダウン・シャツとプレーンノット・タイで、アイビーな表情を作れる。ノット(ネクタイの結び目)が、プレーンノットで綺麗に巻かれていたなら、ホボユル・TRAD

その際、ケーリー・グラントの組み立てが参考になる。トラッド・スーツではないのだが、軽くラウンドしたボタンダウン・シャツに無地タイをプレーンノットで巻く

ロールの効いたボタンダウン・シャツにプレーンノットの結び目がハマる。ロイ・シャイダーのニュートラ・スタイルは、勉強になります。

ボタンレスのレギュラーカラー・シャツにも、ネクタイをプレーンノットで合わせることで、アイビーな香りは残る。プレーンノットはアイビーの頼もしい味方です。

Brooks Brothers カタログ

3: パンツ

一昨年シーズンあたりから、パンツのシルエットに変化が見られます。イタリアン・スタイルに象徴される先細り裾幅が狭いパンツから、どちらかというとパイプステム・シルエット、ヒップ下からストーンといった感じのシルエットに、当然裾幅も2 cm程は広くなっています。写真に見られるように、両ポケットに手を入れても余裕があるくらいのワタリ幅のパンツなら、ほぼゆるアイビー

LIFE誌より引用

アイビー本場アイビー・リーガーの普段着が参考に、やはりポケットに両手を入れてもタイトでないサイズ感を覚えましょう。

MENS CLUB 70’s

ウディ・アレンのパンツは、そういった意味でも参考にしたいです。彼のパンツのシルエットは秀逸!腰回りからワタリにかけて少しだけゆとりをもたしたパイプステムがクールな味出し。

ディティールが命なアイビー・スタイル、厳しいルールがたくさんあるのですが、それはそれ、そこはマニアな方にお任せするとして、自分は今風な心地よいスタイルを楽しみたい、まさにそれがアイビー・スタイル!

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慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / 愛の狩人

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

“愛の狩人” 71年公開映画、監督は、あのIVYスタイルの名作 ”卒業” のマイク・ニコルズ、しかも”卒業”の主題歌を歌ったアート・ガーファンクルが主演しているという、まさにアイビー・映画。

出演者は、他にジャック・ニコルソン、キャンデス・バーゲン、アン・マーガレット、そうそうたるメンバーです。

ですが、タイトルからわかる通り<セックスの知識> ほぼほぼ女性ナンパのB級映画でしょうが、監督とアート・ガーファンクルとくれば、クールなスタイル映画に仕上がるのは確実。

オープニングは、クールビューティーなキャンデス・バーゲンが、アイビー校との交歓会に参加するシーンからはじまります。いいですね〜キャンデス!40年代は、まだアイビー校は女子入学禁止でしたので、近くには女子大が必ずありました。<セブンシスターズ>

ウブで勉強一筋のアートがキャンデスにナンパに行くのですが、これがなかなか進まない、ニコルソンに背中を押されて何とかといったところ。その時の服装は、グレーのホームスパン・ジャケットに黒のパンツ、ジャケットから考えると、まだまだアイビー前夜かと、ラペル幅や肩幅は広くノーベントで肩パットも入っています。シャツもセミ・ロングポイント。ただサドル・シューズにキャンパス感が表れていますが。おそらく、40年代後半辺りの大学4年生といったシチュエーションかなと?アイビーが沸騰するのは、50年代入ってからですから。

一方のニコルソンは、ブラウンのジャケットにプリントのボータイを合わせています。それにしても、アイビー校の学館でしょうが、わずかのシーンだけでもその威厳は伝わります。静かな雰囲気での男女交歓会がかの時代を写しています。

デートにこぎつけたアート、ホームスパン調グレージャケットにライトグレーのクルーネック・セーターを合わせアイビーな香りがします。

二度目のデート、バッファロー・チェックのCPOジャケットにダークグレーのクルーネック・セーター

一番のクールなシーン!アイビー校の雪の校内を二人はダッフル・コートで歩く、二人のダッフルの着こなしも違い魅せます。周りの学生たちも含めてアイビーな匂いがプンプン、憧れはMAX!

アート・ガーファンクルのVゾーンから、ネクタイはブルックスブラザーズと思える。なぜならBBのシンボル的なレジメンタル・タイをしているので。ですから、その他も恐らくそうではないかと推測される。この頃になると、ボタンダウン・シャツ、トラディショナル仕様のジャケットとトラッドがアメリカのビジネスマンのトレンドとなっている事を伺わせる。

ジャック・ニコルソンもしかり、ブランドは分からないが、トラッドな出立ち。ニコルソンのトラッド・スタイルはなかなか観ることもないので貴重

キャンデス・バーゲンと共に、アン・マーガレットが出演!僕の学生時代の憧れ女優。“バイバイバーディ” “ラスベガス万才” “シンシナティ・キッド”

唯一のスポーツ・シーンから、白一色のコーディネート、テニス・ジャケットにリブのコットン・セーター

物語も終盤、彼らも40才代と中年入り。スタイルも当然変わります。ポスト・アイビーというか、アイビーがダサい時代もありました。

アートは、ヘンリー・ネックにやや裾広がりのパンツ、当時パンタロンと言ってました。

ニコルソンの方は、セレブ感覚なスタイル。エンブロイダリーのスリッポンを素足で。白のオープン・シャツ、今でもこのスタイルはセレブご用達かと。

そしてフィナーレ、二人のスタイルに時間の経過が表れています。アイビーなダッフル・コートからムートンやフォークロアなコートへ。

およそ40年代後半のスタイル (学館内でのジャケットから考えて) 、そして30才代トラディショナルな時代60年代後半でしょうか、最後に40才代70年代のヒッピー文化華やかなりし頃と、スタイルも変わります。そこを観るのが楽しい映画です。スタイルが好きな方へのお勧め映画。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / White Jeans 活用法

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

ホワイト・ジーンズが熱い!そう思う今シーズンの僕ですが、実際、昨シーズンあたりからメンズ・スタイルに白のウール・ドレスパンツをジャケットに合わせる提案が多く見られるようになりました。コートなどにもエクリュ(生成り)が台頭している事からも、白がキーカラーだとハッキリわかります。

60年代のオーセンティック・アイビーでは、ブルー・ジーンズは❌でしたが、ホワイト・ジーンズは⭕️ 支持されていました。そう言う事で、IVY STYLE にも白パンツの取り入れが進んでくるでしょう。

以下、アイビー・スタイル写真からホワイト・パンツのコーディネートを見てみます。

アンソニー・パーキンス / ホワイト・パンツ
MENS CLUB 70年代より / ホワイト・ジーンズ
マイケル・ファスベンダー / “The Killer” より
BOBSON AD. / MENS CLUB 70’s

KAYのYouTubeよりホワイト・ジーンズの組み立てをピックアップしました。

Levi’s 501タイプのレギュラー・シルエット・ジーンズは、アイビー・モデルにピッタリとフィットします、パンツはロール・アップなしで履くといいでしょう。(写真はロール・アップしていますが) どの様なジャケットにも合いますが、特にネイビー・ブレザーと合わせるとよりアイビーな気分が上がります。

Levi’s 568、ヒップ周りからややゆったりとしたストレート・シルエット、今っぽいルーズ感覚をアイビーに取り入れます。タウン・スタイル気分で、オーセンティックではなく、シャツ出しなど少しイージーなアイビーとして合わせたいです。

さらにストレート感を高めたワイド・シルエットのホワイト・ジーンズ、ジャケットもワンサイズ大きくして、ルーズ感を楽しみます。週末のカジュアル・スタイルをストリート感覚で。

パンツの丈ですが、写真の左から順に丈を長くしています。501は靴カガトにかかる前後、568は靴紐にかかる程度で歩くと靴下が見える長さ、ワイドは、さらに長く裸足でくるぶしを覆う前後、アバウトその程度の長さですが、そこは個人個人の感覚が大切かと。

左から順に、501,568,wide,

欠点は汚れやすいというところですが、食事の際の汚れなどを除いて、生活レベルの汚れは気にしなくてもいいのではと。ジーンズですから構わず洗えますし。是非、今シーズンの活躍アイテムに考えてください。

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慶伊道彦 IVY STYLE 講座 / 雑誌 “Esquire Japan”

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

Esquire 日本版は、1987年/春号に創刊しましたが、日本の雑誌にしては、実に内容の濃い雑誌でした。記事の一部がEsquireアメリカの記事を翻訳して取り上げている事で、それが既存の日本の雑誌にない魅力があったからでしょうか。特に僕のお勧め版は、創刊号から1900年代後半までの自分の好きなテーマの号、それと別冊で発刊された特別版。全て内容が濃いです。もっとも現在は好きなジャンルの数冊持っているだけなのですが。過去にはこの雑誌から、お勧めの映画、本、美術、あるいはBAR、などなど参考にしてきました。

数冊の雑誌の表紙を〜

どうです?どれもが手に取りたくなる雑誌でしょう。表紙もいいですよね。今回は、なかでも僕が面白かった号を一冊紹介します。

ケネディ大統領が表紙を飾るこの号は、特に内容が濃いです。

1987 / SUMMER

ジェイムズ・ボンド/ショーン・コネリー

映画“アンタッチャブル”撮影の頃のインタビューから、膝や肩の痛みやら肌の乱れやらミスターボンドも年取ってきたという話、注射嫌いになったキッカケなど、それでもボンドだというような話で楽しませてくれる。

盛田昭夫/ソニー会長

スピーク・アウト どんな意味かと調べると “はっきりと不満を述べる、公然と躊躇なしで意見を述べる” アメリカにはっきりとモノを言うという森田ブシ炸裂の昭和を代表する経営者、エンジニア出身である森田氏の論理的な話で元気になる。インタビュアーがアメリカ人であるというのが、他の記事でも言える事だが、目線が違って読ませてくれます。

ウディ・アレン

87年ですからウディが”ラジオ・デイズ”を取り終えた頃のインタビュー。ウディの頭の中を覗き見る興味。例えば、”アニーホール”は、自分で買い取って上映しないでおきたい、ヒットしない映画が名作だからと、”ラジオ・デイズ” “スターダスト・メモリー” など全然受けなかった映画を褒めたり、コメディとシリアスの間な微妙な感覚を語ってくれます。

ノーマン・メイラー

“裸者と死者” ベストセラー作家だが、第二次大戦に日本東海岸に上陸した事も書かれている。社会に批判的な文筆や発言でも有名、ケネディ、白い黒人というヒップスター、性の開放について、女性運動、パターソン対リストン、などなど70年代の尖った発言を読む。

テッド・ウィリアムス

1939~60 まで大リーグで活躍したプロ野球選手だが、なんと4割越えを一度やっているスーパープレイヤー、他にも三冠王2回、首位打者5回と、まったく凄い選手がいたものだ。ただ、人嫌いというか、パーティ嫌い、ネクタイ嫌い、インタビュー泣かせと偏屈者なので、同時代の名手ジョー・ディマジオの人気に隠れていた。その名誉ある孤独に迫る。

グレー・フランネル・スーツを着た男

1955年小説のタイトルが流行となり、画一性や上層部への盲目的な服従といったビジネス界の好ましくない一面を象徴する言葉となる。僕は、グレーフランネルと言うネーミングから、以前この映画に興味を持った事があったのですが、主演はグレゴリー・ペック、DVDが未だ手に入らなく観ていません。原作である小説に関する話は、この雑誌で初めて知り、非常に興味深く読ませて頂きました。日本でも”ドブネズミ・ルック”と言われ、ダメなサラリーマン・スタイルの代表と言われてますが、僕はそのドブネズミ・スタイルに魅力を感じている昨今です。

他にも、ダシール・ハミットの小説やアメリカの男の思い出話など、雑誌のどのページも興味深く、読み切るまで数日かかりました。

もし、ヴィンテージ雑誌に興味あるかたは、是非!古本屋さんに行って試読してください。最新版雑誌にない魅力が満載ですよ。勿論、他の号にも、それぞれ魅力ある話で溢れています。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き/ シャツ・ジャケット感覚でシャツを着る 2

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

ジャケットがわりに、シャツを羽織るスタイルを考察

軽くてリラックスしたスタイルが好まれるようになりましたが、その究極はジャケットからシャツに変えること、なぜならジャケットには肩パッド、ポケット、裏地と重く感じられる付属がついてまわります。その点、一枚の生地だけで仕上げたシャツが軽いのは当たり前。シルエットがタイトからルーズに変わってきているのもプラス材料。今シーズン、CPOジャケットが人気再燃なのも頷けます。

CPOは、大ぶりの胸ポケットが二個付いているのも便利。チェック柄が基本というか多いので選択し易く、僕はチェック・ジャケットのかわりに着ます。着こなし方は極めてイージー、チェック・ジャケットだと思い (ネクタイをしても外しても) ジャケットのコーディネートをそのままCPOに変えればオッケー!

コットン・パンツを合わせる
ホワイト・ジーンズを合わせる
コーデュロイを合わせる

組み立てのコツは、合わせるアイテムにプレッピーなモノを持ってくる事。写真のように、超アウトドアな柄のネルシャツにも、スエットセーターとライン入りコットンパンツを合わせると、ニートな雰囲気になります。

プレッピー・アイテムを合わせる

パンツだけは、やはりウール・トロピカルというわけにはいかなくて、コットン・パンツやホワイト・ジーンズが合わせやすいですが、綿パンはライン入りの方が雰囲気がでます。勿論、たまにはウール・トロ・ドレスパンツを合わせて銀座ブラ・スタイルもいいのでは。

ウール・パンツにカーディガン
アスコット・タイを合わせエレガントに

コートを脱ぎたいシーズンIN! しかし、セーターだけでは少し寒いし、また物足りない気分もある。桜シーズンくらいまでは、重宝なジャケットとなります。

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