慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / レイヤードを磨く

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

男性にとってレイヤードつまり重ね着は意外と難しい。例えば、上質なスーツをイタリアン・シックに着こなす方でも、ジャケットにメンパンとなると、途端にイメージを出せなくなります。その点、女性は上手く色々なアイテムを組み合わせて楽しむコツを心得ています。恐らく男性は、出来上がりのイメージを描ききれないのだと思います。このスーツに、このシャツ、このネクタイ、せいぜい胸にポケットチーフを刺す事で違いを出す位です。メンズのスーツ・スタイルは (ジャケットとパンツでも同じだが) レイヤードというより、禁欲的に決まりきったルールで組み立てる方がスタイルも決まります。変にオシャレを見せたりしない方がクールで、イジればイジるだけ妙なスタイルとなります。ですから、メンズのコーディネートが平面的なのは致し方ないかもしれませんね。

そこで指南役

まずはグレースーツから始めましょうか。頭の中でスポーツシーンを思い浮かべましょう、スーツを着たままフィールドを走る様です。汗、土埃、風、など、オフィスシーンと比べて様々なファクターがプラスされます。或いは、70年代アクション映画の探偵役でもいいでしょうね。スーツを着たままの乱闘では、汚れるだけでなく、ボタンが外れたり破けたりも。

実際、折角のスーツをそんな風に扱うという話ではありません。あくまでそのようなイメージを描いてスーツを着こなしてはどうでしょうかという事。ウィンドウディスプレイのような固まったナリでなく、アクティブな動きを感じさせてみるといかがでしょう。

そこで登場する小道具は、CAP、スニーカー、ニットタイ、サングラスなどです。それらを組み込む事で、雰囲気作りがイージーになります。レインコートの代わりにナイロンジャケットを羽織るのもありです。そうやってスポーティな気分の着こなしが段々とわかってきますと、同じグレースーツなのに見た目が変わってくるのです。その感覚を学習すれば、あとは小道具なしでもクールになりヒップになりのイメージも湧きますよ。

好きな映画のワンシーンを思い描く手もあります。例えば、夕暮れの海岸埠頭を歩くシーン、ここではネイビーやホワイトが大切なカラーとなります。マリーンな気分を出しやすくなります。この場合、ホワイト・カラーが便利な小道具となります。

いささか膝の抜けたパンツは、カットオフしてバミューダショーツ気分にしましょう。意外とどんなジャケットにもこれが合うのです。気分は、ダウンタウンの歩道脇で袋に入ったウィスキービンを持ったドランカー。部屋は整理してないのでそこらに散らばっているアイテムから適当に着てきたと言う感覚。この時の気分はシャレすぎない事。

とりあえず手持ちのアイビーなアイテムをズラーっと並べてみて、目をつぶって適当に組み合わせてみましょう。意外とヒップなスタイルとなりますよ。その際のキモは、色合わせは2色まで、柄合わせも2点まで。それ以上の色柄アイテムは、無難なアイテムと差し替えましょう。

以下、ビームスプラス丸の内店のディスプレイから引用しました。一つ一つのアイテムはなんでもないものでも、組み合わせる事で魅力を増します。このくらい無造作な組み立てで良いのですから、構わずやっちゃいましょう!(ビームスプラス様は、そこらは考えてやってらっしゃると思いますが)

以上、コーディネートの際の気分について語りました。60年代、70年代の映画から気分だけでも盗み取れば、クールなスーツスタイルとなるでしょう。

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