慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / 80年代アイビー映画ベスト7

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

80年代に入りますと、さすがにトラッドな映画は少なくなったきます。時代がアルマーニを代表するコンチが市場を席巻していましたから。それでも、プレッピーがブームになる事で、学園モノに観るべきものがあります。そこで少ない中から選びました。

“ダイナ” ‘82

監督 バリー・レヴィンソン

ボルチモアという田舎で大人になりきれない青年たちをオールディズにのせて描く。むしろ田舎なので、逆に都会スタイルと違ったトラッドなスタイルを見ることができる。高校卒業後の若者たちという定番ものだが、古き良きアメリカをしのぶには良い映画かと。

“ブレックファースト・クラブ” ‘85

監督 ジョン・ヒューズ

特にスタイルを意識した映画ではないのですが、多くの男性はモリー・リングウォルドにハマるのではないでしょうか?彼女はこの映画で大ブレークします。アイビーを進化させたキャンパス・スタイルがキュートでした。秀才型のブライアンは、さすがにアイビーなスタイルで見せます。”セントエルモスフィア” につながる映画。

“スタンド・バイ・ミー” ‘86

監督ロブ・ライナー

スティブン・キング原作の青春映画の傑作、少年たちの一夏の冒険モノだが、誰もが想う少年時代のほろ苦さに感動する。80年代は、大人にはアイビーはなく、むしろ少年たちのスタイルにアイビーを学ぶ。ベーシックなTシャツやポロシャツ、ラガーシャツ、バミューダ・ショーツなどなど。

“ライトスタッフ” ‘83

監督 フリップ・カウフマン

映画は50年前後のマーキュリー計画に関わるパイロットたちの物語、それゆえ時代は50’sライフスタイルがふんだんに出てきます。後の映画 ”ファーストマン” も同じ時代を描いていますが、同じような50’s スタイルを堪能できます。今のアイビー・スタイルは、ハーバード大のようなエリート・スタイルだけでなく、アメリカの田舎町のライフスタイルから受け継がれていることがよくわかります。

初体験/リッチモンド・ハイ” ‘82

監督 エイミー・ヘッカーリング

ショーン・ペンの初期の出世作。彼の存在がこの映画を怪作名作に仕上げています。僕もこの映画を観て(後々DVDでですが) VANS チェッカーボード・スニーカーを好きになり、早速ゲット。個性的な俳優が脇を固めて意外な名作となっています。学園モノですから、当然80’sアメリカン・カジュアル・ルックが満載。フィビー・ケイツが可愛いボディをご披露してくれるのはオマケ。

“いまを生きる” ‘89

監督 ピーター・ウィアー

ロビン・ウィリアムズ と教え子の心暖まる学園モノ映画、後の”グッドウィルハンティング”にもつながる名作。全寮制の進学校生徒たちのスクール・スタイルからアイビーを紐解く。全生徒の赤の制服ブレザー・シーンは圧巻!

“サマー・スクール” ‘87

監督 カール・ライナー

当時、トムクルーズと人気を二分したと言われる二枚目キャラのマークハモンの学園モノコメディ、とにかく西海岸風美男子美少女がふんだんにみれる。当時の学生たちのカジュアルなスタイルも楽しめます。

とまあ〜80年代のアイビー映画は、少々物足らない感がありますね。そこで、90年代、2000年代とズレますが、僕のお気に入りの学園モノを二つ紹介しておきます。

“天才マックスの世界/Rushmore” ‘98

監督 ウェス・アンダーソン

プレッピー・ファンに絶大な支持を受けているウェスの初期の映画。ジェイソン・シュワルツマンとは、その後多くの映画でコンビを組みます。新作”アステロイド・シティ”でも主役に抜擢、お馴染みの軽いコメディを魅せてくれます。オープニングのタイトルシーンがなんといっても最高!アイビー・スピリット満載!一気にのれます。

“エブリバディ・ウォンツ・サム” 2019年

監督 リチャード・リンクレイター

監督の体験談から創作された80’s大学生ドラマ、監督は他にも”バッド・チューニング”という70年代の高校生を描いた映画も制作、こちらも楽しめる。野球部の寮生活を描いたモノなので、普段着の大学生たちのスタイルを楽しむことができる。プレッピー・ファン必見!

アイビー・ファンのためのアイビー映画を、年代別に60’s 70’s 80’s と分けて紹介しました。恐らく皆さんもこの中の多くの映画を既に観ていらっしゃると思います。ただアイビーだけに絞って、今一度観てはいかがでしょう、きっと新しい発見があるかと。

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慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / 70年代アイビー映画ベスト7

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70年代のアイビー映画も60年代に負けず劣らず多くあります。60年代のオーセンティック・アイビーに対して70年代はニュー・トラディショナルの影響を感じさせます。

“ある愛の詩”

70年、監督アーサー・ヒラー

60年代を引きずっている70年は、最後のオーセンティック・アイビー映画でしょうか。ライアン・オニールはハーバード大学生役で、見事なアイビー・スタイルを魅せてくれます。グレンチェック・ジャケット、イエロー・ボタンダウンシャツ、シェットランド・クルーネック・セーター、リバシーブル・コートetc. 相手役を演じるアリ・マグロウのセブンシスターズ・スタイルは、それを上回るほど素敵な着こなし。”真夏の夜のジャズ” と同様、オーセンティック・アイビーの良いお手本です。

“アニー・ホール”

77年、監督ウディ・アレン

アニーホール・ルックといわれ大ブレークしたダイアン・キートンのスタイルが魅せる、ニュートラなレディス・スタイルを作り出したが、かたやウディ・アレンのややワイドなストレート・シルエットのコットン・パンツもトレンド入り、こんにちでもその魅力は失っていません。70年あたりから、ラルフ・ローレンが発表したニュー・トラディショナル、その影響がウディのスタイルに表れています。

“華麗なるギャッビー”

74年、監督ジャック・クレイトン

1920~を舞台にしているので、アイビー映画とは言えないかもしれませんが、何せ衣装デザイナーがラルフ・ローレン、アイテムの隅々にアイビーな香りが。70年代のトレンド、ニュー・トラディショナル・スタイルを魅せます。カラフルなシャツにペーズリータイを組み合わせ、カラーバーをアクセサリーで刺す。また、ニックのスタイルは、まさに70年代ニューヨーク・トラディショナル、ワイドラペルのネイビー・ブレザーにホワイト・フランネル・パンツ、ワイドのレジメンタル・タイetc. 見どころ満載!

“ペーパーチェイス”

73年、監督ジェームズ・ブリッジス

ハーバード・ロー・スクールの過酷な卒業試験、そして普通にアイビー・スタイルの学生たちの教室。J.Pressルックで決める学生、ボータイとVニットベストを常時着用する主任教授、聴講生の其々のスタイルが魅せてくれます。また、リンダ・ワグナーのアイビー・シスターズ卒業生風スタイルにも目を奪われる。

“アメリカン・グラフィティ”

73年、ジョージ・ルーカス

「1962年の夏、あなたはどこにいましたか/Where were you in ’62?」舞台は62年、当然時代はオーセンティック・アイビー・スタイル!マドラス・シャツ、プルオーバー・シャツ、コットン・パンツ、ハリントン・ジャケットetc. Drive in や改造車、黄金のアメリカン・ドリームを観てワクワクした記憶は皆さんもでしょう。

“大統領の陰謀”

76年、監督アラン・J・パクラ

これぞニュートラ映画!こんな事を言うと映画の内容に失礼と言われそうですが。実際、ロバート・レッドフォードとダスティ・ホフマンのシャツ&タイにニュートラ感が溢れています。また、ロバートのキャメルカラーのコーデュロイ(かベルベット)スーツにも泣かされます。闘う男たちの普段着ニュートラに注目したい。

“クレイマー、クレイマー”

79年、監督ロバート・ベントン

ダスティ・ホフマンは比較的小柄なので、日本人受けするアイビー・スタイルが似合う。この映画でも、様々なニューヨーク・トラッドを魅せてくれます。特に、公園でのシーン!ミリタリ・ジャケットにワイドのコーデュロイ・パンツに泣かされる。普段着でシャレるニューヨーク流スタイルを学びたい。

ここからは番外編ですが、其々のトラッド・スタイルがキャラクターに合わせていて魅せてくれます。

“ダーティー・ハリー”

71年、監督ドン・シーゲル

人気シリーズとなり、70年代だけでも3作作られましたが、いずれも主演クリント・イーストウッドのスタイルは変わらず、特にヘリンボーン・ツィードジャケットのエルボーパッチ付き、当時としては、新しい二つボタン、ワイド・ラペルが実にクールでした。刑事という役どころゆえ普段着なアイビー・スタイルが楽しめます。

“ゴッド・ファーザー”

72年、監督フランシス・フォード・コッポラ

多くの人を魅了した名作ですが、マイケルが大学を卒業してシチリアに逃亡するまでのスタイルが、アイビー・スタイル。アイビー校出身という役どころでした。オリーブのコーデュロイスーツにレジメンタルタイ、またダイアン・キートンとのクリスマスの買い物シーン、などイカしてます。

“マンハッタン”

79年、監督ウディ・アレン

“アニーホール” の2年後、やはりこの映画でもウディのニューヨーク流アイビーはクール!ガーシュインのサウンドともマッチしてNYのインテリな街を想像させてくれます。日本でも大流行したニュー・トラディショナル・スタイルを満喫しましょう。

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慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / 60年代アイビー映画ベスト7

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60年代は、アイビー映画の宝庫、皆さんも何度も観かえした映画が数々ある事と思います。僕もこれらの映画で本場アメリカのアイビー・スタイルを学んだものです。当時は勿論、今でも観ています。

都合上、ベスト7としましたが、他にも多くありますし、僕の知らないアイビー映画もあるかと思います。

“真夏の夜のジャズ”

58年のフェスティバル・ドキュメンタリー映画ですが、映画公開が60年、監督 バート・スターン

そうそうたるジャスメン・ウーメンの演奏は勿論なのですが、この映画の最大な魅力は、ヒップな観客たち。エンド50’sのアイビー・スタイルの男女からリアルなアメリカン・スタイルを感じ取れます。毎年、夏の始まりには必ず観なおしています。

“のっぽ物語”

60年、監督ジョシュア・ローガン

アンソニー・パーキンスのアイビーなカレッジルックが満載!お相手のジェーン・フォンダもセブンシスターズ・スタイルで、こちらも素敵です。トニパキのシアサッカー・ジャケット、ホワイト・ジーンズ、バッシュ、クルーネック・セーター、ホワイト・バックス、etc. アイビー・スタイルのお手本は僕らのハートを鷲掴み。

“ボーイ・ハント”

“Where the Boys Are” 60年、監督ヘンリー・レヴィン

日本DVD未販売なのが不思議なくらい楽しくアメリカの学生気質を学べます。当時人気No.1のコニー・フランシスが主題歌と出演も。ドロシーを初め女性陣のキュートさに唖然とした思い出も。アイビー・スタイルのシーンは山盛りなのですが、特にジョージ・ハミルトンのニューポート・ブレザー、長身ジム・ハットンのコットン・スーツ、など強烈な印象を受けました。

“アパートの鍵貸します”

60年、監督ビリー・ワイルダー

ジャク・レモンの筋金入りのオーセンティックなアイビー・スタイル、ニューヨークのビジネスシーンでのエグゼクティブからヒラまで、一方はオーダースーツ、かたやレディメイドという其々のアメリカン・トラディショナルを学べます。ジャック演じる侘そうなニューヨークのビジネスマンも僕らにとっては憧れ的なスタイル。

“ティファニーで朝食を”

61年、監督ブレーク・エドワーズ

オードリー・ヘップバーンの当たり役の映画ですが、僕らの注目は相手役のジョージ・ペパード、ニューヨークのオーセンティックなトラディショナル・スタイル、ヘリンボーン・ツィードジャケット、ネイビー・ブレザー、グレンチェック・スーツ、それらを60年代な着こなしで魅せてくれます。またステンカラーコートの着こなしにも注目したいです。

“卒業”

67年、監督マイク・ニコルズ

ダスティ・ホフマンのコーデュロイ・ジャケットやコードレーン・ジャケットのスタイルは、アイビーのアイコン写真となっています。役どころの設定がアイビー校卒業直後なので、オーセンティック・アイビーとそこからブレイクしていくアイビー・スタイルが魅せてくれます。どちらかと言うと背の低いホフマンは、日本人のアイビーに通じます。

“招かれざる客”

67年、監督スタンリー・クレイマー

JFKケネディ大統領とロバートが暗殺された年代、公民権運動により黒人の地位を認める社会になりつつあったが、実は身内に絡んでくると、まだまだ難しいというストーリーだが、黒人のエリート役であるシドニー・ポアチエのアイビー・スタイルがクールです。”夜の大捜査線”でも同じような立ち位置で、スタイルも決まっています。アイビーのもつ社会的な意味合いみたいなものも知ることが出来ました。

<番外編>ここまでが、セレクトしたベスト7ですが、60年代はアイビー映画の宝庫、そこでもう3作紹介します。

“大脱走”

63年、監督ジョン・スタージェス

スティーブ・マックイーンの当たり役!マックイーン・パンツ、マックイーン・ブーツ、などなど今だに彼のワードローブがマニアに愛されています。どのシーンもカッコいいのは、彼の持つセンスゆえかと。

“泥棒野郎”

69年、監督ウディ・アレン

初期の作品ですが、ドジで女好きなキャラクターはこの頃から同じ。ギャグも決まっています。スタイルもニューヨーク発のダウンタウン・スタイルがウディの決まり。オーセンティック・アイビーとは一味違ったクールなアイビーかと。

“サイコ”

60年、監督アルフレッド・ヒッチコック

アンソニー・パーキンスのオタクな狂気イメージは、この役からついて回る。クタクタのコーデュロイ・ジャケットの衿を立て、クラークス・ブーツを履くスタイルに痺れる。また、脇役ながらジョン・ギャヴンのアイビー・スーツがクール。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / 23F/W秋のスタイル タウン編

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ネクタイをしないタウン・スタイル、まず最初の組み立ては、ガンクラブチェック・ジャケット。このチェック!一昨年あたりがトレンドでしたのでソロソロ下火になるかと思っていましたが、どうやら今シーズンもいけそうです。いくらクラシックな柄といえども流行には逆らえないですからね。そこで今シーズンは、ホワイト・ジーンズを合わせてみました。普通に考えればグレーのウールパンツで正解でしょうが、冬に白をもってくる贅沢感を味わいます。インナーはチルデンVベスト、シューズはダーティー・バックス・チャッカーブーツ、クリーム系を中心にした組み合わせとなります。

グレーのヘリンボーン・ツィードにダーク・カラー・パンツ、ジャケットより濃い色のパンツが気になります。タッターソールのウエストコートとドット・スカーフでシックなトラディショナル・スタイルとしました。ポケットチーフは、スカーフの柄の邪魔になるのでしません。

ホームスパン・ジャケットに太畝コーデュロイ・パンツ、今シーズンは、どこかにコーデュロイを刺すのが洒落て見えるかと。マルチ・ハウンドトゥースのベスト、エルメスのスカーフでエレガントさを加えました。スカーフは、彼女などのスカーフを借りて巻いてみましょう。勿論、メンズ・アスコットタイでも構いませんが、たまには柄を遊びたいですね。シューズはワラビーで。

ネイビー・ウインドペイン・ツィード・ジャケット、今シーズンのパンツは、ダークなグレーを刺してみました。ダークカラーなグレーが気になります。ベストにオリーブのコーデュロイを持ってきて、今シーズンらしさを出しました。どこかにコーデュロイが入ると、旬に見えるかと。首元は、アスコットスカーフを二度巻きで。二度巻きの理由は、ボリュームがつくからです。この様に絞り込んだ色と柄は、むしろ活きてくると考えました。

キャメルヘアーの変わりブレザー、ポケットはアコーディオン付きの4ポケット・パッチ&フラップ。キャメル・ジャケットは、意外とパンツの合わせが難しいです、通常ですとグレー・ウール・パンツでしょうか。今回は敢えてチェック柄のパンツ、ツィードなのと色合いがカーキーなので、キャメルと合うと思いました。大人っぽくなりすぎなキャメル・ヘアーなので、インナーはスポーツ・テイスト、ラグビー・ジャージを持ってきました。それに合わせて、キャップとスニーカーを組み、エレガントとスポーティのミックスを試しました。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / 秋のドレススタイル5編

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秋冬のKAYドレス・スタイルから、何か一つ参考になれば嬉しいです。

1: ウール・ツィード・ヘリンボーンのスリーピース・スーツから

アメトラ仕様のオーセンティックなスーツ、イエローのボタンダウン・シャツ、ブラックのホリゾンタル・ニットタイ、それにカラーピンを刺してみました。ポケットチーフは、タウンスタイルに合わせてタッターソール柄シルク・チーフ、ALDENのオーセンティックなスエードのウィングチップ・シューズ、HERMESのソフト・フェルトのフェドラ、これらで街に合うカントリー・スタイルを組み立て。

普段使いのスーツでも、アクセサリーでカントリーなイメージを作ることが可能です。手に抱えているのは、オーセンティックなステンカラーコートです。

2: グレーフランネル・スーツ

鉄板のドレス・スーツ、グレーフランネル!少しだけ手を加えてステレオタイプに見えないようソフトな組み立てをしました。

その際のポイントは、タイとベスト、タイはなるべく柄の入っていない無地、或いはシンプルなモチーフで。ベストにはうバンカー・ストライプを合わせました。バンカー・ストライプは元々WALL街やCITY街でマッチする柄ですから、グレーフランネルとの相性もよろしい。それなのに、何故かベストとして入れるとその違和感が新鮮さを出します。無地のウール・タイにアクセントとしてタイバーを刺しました。カントリー・モチーフの。ハットはフラノ地のクラシックなフェドラ、足元もクラシック・サドルシューズですが、ウィングチップの方がお勧めですね。

3: 中畝コーデュロイ・スーツ

カーキー・コーデュロイ、カントリーな味わい、それに合わせてベストはタッターソール柄に、そしてイエロー・ボタンダウンシャツにシルクウール・ロイヤルクレストタイ、カラーピンを片襟にだけ刺して遊んでみました。ハットとシューズは、ダーティー・バックスなカラーで。手に持つのは、コーチ・ジャケット、秋口のスポーツ観戦スタイルにもなります。

4: ブリティッシュ・ストライプ・スーツ

マルチなピンストライプ柄のブリティッシュ・スーツ、英国調な雰囲気を出したいです。そこで、グレーのベスト、ドット・タイを取り入れ、カラーピンを刺しました。胸には、ホワイト・コットンチーフをスリーピークスで、シューズはブラック・サドルシューズを。これは僕の遊びみたいなもので、プレートゥやオカメがよろしいかと。ブリティッシュ・スタイルの肝は、削ぎ落としてシンプルに装うことでしょうか。

5: ミニチェック・スリーピース

ミニチェックのスリーピース・スーツ、タータンチェック・タイ、グレンチェック・チーフとチェック・ファミリーでラルフ・ローレン的組み合わせを楽しみました。ストロー・ハットとチャッカー・ブーツでタウンな味付けをしてウィンザー公を忍びました。気を衒いたくない方は、カシミヤウール・タイやウール・ニットタイがよろしいかと。

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慶伊道彦 IVY STYLE 講座 / 60’s IVYと 80’s IVY の違いを考える

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日本のアイビー黎明期である60’s IVY、70年代半ばにいっとき人気に翳りがでた後、再度ブレークする80’s IVY、両者の違いを、MENS CLUB “街のアイビー・リーガー” スナップ写真から検証してみたい。

“街アイ” がスタートしたのは65年、それからの5~6年間の彼らの写真からは、実にクールでヒップな香りがします。今でも通用するシャレ感があります。スタイルの文化的遺産と言ってもいいでしょう。

ジャケットはナチュラルショルダー、パンツはパイプステムで裾丈は短め、ドレス・スタイルなのにカジュアル感も出ています。これがアイビーの持つ良さでしょうか。表情もキリッと凛々しく、まさにアイビーなフェースです。今見てもそのスタイルからは、たくさんのヒントを得ることができます。

MENS CLUB 60’s より引用

カジュアル・スタイルも同様にクール、クルーネック・セーター、スイングトップ、カーディガン等にコットンパンツとスニーカー、組み合わせのバランスが良いですね。何より気をてらっていないところが素敵!普段着をオシャレするスタイルが。これがアイビーの良さかと。

MENS CLUB 60’s より引用

70年代初めまでは、メンズのオシャレさんはすべからくアイビーにハマりました。(現代では、モードにハマるエレガント志向の男たちも) だから後々のアイビー・ファンとの違いもあるのでしょう。

その後、”街アイ” もポピュラー化、アイビーも一般人のオシャレ着となるのが、70年代後半以降。アイビー・アパレル、メンズショップも乱立状態、ファンも拡大して裾野が広くなってきます。ちょうどVAN JACKETの倒産騒ぎもその頃です。(70年代後半) メンズショップの店員さんにもアイビー好きなマニアックな方ばかりではなくなります。チェーン店となり売上高を競う様相を帯びてくるので、そちらの方に意識が向いてきますので。

アイビーは、60年代当時のスピリチュアルは薄まり、ユニフォーム化、コスプレ化。HIPとかCOOLからは程遠くなりました。商品もたくさんありすぎ簡単に手に入るのも、かえってイージーな組み立てになる原因でしょうか。

そこで、80年のMENS CLUBの”街アイ” 写真を一例としましたので、60年代と比較すると、違いがよくわかると思います。(特にどの方を指しているのでなく、あくまで全体的なイメージ)

MENS CLUB 80’s より引用

80年代は、プレッピー・ブームとDCブランド・ブームがクロス、ニュー・カルチャーが台頭します。従来のアイビー・ルックは、ユニフォーム化して野暮ったく見え、しばし路線から外れます。その辺りの感覚は、”街アイ” からつかむことができます。

MENS CLUBの歴史がIVY STYLEの変遷史ですが、“街アイ” はまさにそれが濃縮されたもの。それは現代では、スナップ写真集となってます。STYLEの生き字引ですね。

不思議なことに歴史は繰り返す、そんな諺がアイビー・スタイルにも当てはまります。60年代のオーセンティック・アイビーをベースにした、21世紀アイビー!僕らは、今、それをSNSから簡単に見ることができます。

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慶伊道彦 IVY STYLE 講座 / IVYとPREPPYの違い!という質問に

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IVY と PREPPY どこがどう違うのですか?このような質問をよく受けるのですが、僕は一瞬答えに詰まります。それから、やおらアイビーはこうこうでプレッピーはこんな感じで、と説明はするものの、自分でも歯切れ良く答えられません。

(理論的な違いは、色々書かれていますし、僕もこのブログで以前書いていますので、参考にしてください)

MENS CLUB 1979/12号 より

さて僕自身のスタイルですが、よく”慶伊さんはプレッピーですね、アイビーではなくて” なんて言われることが多いのですが、僕の世代としてみるとバリバリのオーセンティック・アイビーの時代ですから、僕にはアイビー・ディテールが染み込んでいる訳です。ですから僕自身プレッピーではなくてアイビーだと思っています。

では、どうしてぼくがプレッピーだという見方をされるのか?(どちらがカッコ良いかとかではなく)

原因の一つに僕の好むスタイルにあります。僕は地方出身者で (江戸っ子でも湘南でもなく) ピュアなアイビー・ルックから少し外れたところに位置します。それを遅れているという風に当時は感じましたし。また、青春期、関西のアパレル関係で活動したので、なおさら東京アイビーとはちょっと違うスタイルに嫌でもなっていきました。(この事は、僕のYouTubeでも東京アイビーと関西アイビーの違いを語っています) 当時、絶対的な発信力を持っていたのがMENS CLUBとVAN、これに忠実になぞっていたのが、スマートな東京アイビー。これに対してMEN CLUBとVANは勿論大きな影響力を持つものの、それに加えて、谷町メーカーと言われる大阪のアパレルが発信する本場アメリカのスタイルに目を向け (関西ではスマートに対してクサイ・アイビーとか言った) 一捻りした渋いアイビーが関西で生まれました。

これは僕のアイビー・スタイルのルーツでもありますが、少しだけ外すとか捻るとかいった感覚がその当時から始まったように思います。

アイテムアイテムの一つ一つはオーセンティックなアイビーなのですが、例えば地味メなネクタイを合わせるとかボタンは下だけを留めるとか、さらにシャツ襟のボタンを外すとか、ちょっとした事で自己主張をしました。

しかし東京アイビーと関西アイビーの違いは、’72以降に登場したPOLOですっかりなくなり、日本中 POLO一色といった感じになりました。ですから、POLO以降のアイビー派は、東京アイビー、関西アイビーの違いなどわからないと思います。ただ、僕は、東京と関西の肌感の違いをずーっと感じながらスタイルしてきたかと。

僕が、オーセンティック・アイビーではあるものの一捻りするという感覚がプレッピー派と思われる所以でしょう。

60年代アイビー黎明期、ルールが非常に重要でした。誰も先の道を知らないのですから。ですから、先導者が必要でした。それが、MENS CLUBとVAN!若者は皆、それに沿ってスタイルしていきました。

その後、日本のトラッド・スタイルは進化を遂げ、POLOから始まるニュー・トラディショナルやポパイが謳うへヴューデューティ、その後のプレッピーやフレンチ・トラッドなどへと繋がっていきます。

ルールを外すとか破る、ミスマッチなどという言葉が出てきたのはこの頃からでした。プレッピーはその最たるスタイルです、POLOが好きLL.Beanなどファクトリーブランドが好き、だけどそれをやんちゃに組み立てる、といったスタイル感覚は、進化したアイビー・スタイルでした。

おそらく僕がプレッピー派と思われるのは、このあたりにあるのではと思います。関西アイビー黎明期は、まさにこんな感じで自分たちで工夫したものです。ルールを知ってルールを破る、これをバンカラ・アイビーなどとも呼びましたね。

MENS CLUB

2000年代以降のIVY STYLE という言葉は好きですね、古いアイビー・ディテールに拘るのではなく、アイビーっぽい着こなし、これが現代的なアイビー・スタイルです。勿論、アイビーと名乗るからには、守りたい約束事もあります。ですから、ルールを知ってルールを破る!となると、やはりアイビーの知識を学ぶことから始めなくてはいけない、なんて事で周り回って基本を学ぼうと言う慶伊の訳のわからないアイビー説法でした。

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慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / 日活青春歌謡映画時代

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60年代、’65~’67 日活は青春歌謡映画を中心に制作。56年の大ヒット作 ”太陽の季節” “狂った果実” ここから、日活は、裕次郎、アキラ、圭一郎の三本柱で興業を打ち映画館は大盛況!ところが61年、赤木圭一郎がゴーカート事故で死亡、石原裕次郎はスキーで骨折、折しもそろそろ流れが変わりつつあった頃もあり、日活は大ピンチに陥る。それを救ったのがヒット歌謡曲をタイトルにした歌謡路線でした。元々、御三家は歌えるスターでしたので、彼らの映画には必ずと言っていいほど主演スターの曲が流れていました。ですから、流れとしてはあったわけです。

その中心にいたのが、子役出身の山内賢。Young & Fresh というエレキバンドを売り出し中で、グループには和田浩二もいました。日活は彼を主役に抜擢した映画の制作に乗り出します。当時は、年間5本は出演するというのが普通でしたから、66~67年の2年で10本ほど出演していました。

一方、VAN JACKET の方も、64年からのいわゆるアイビー族ブームで大躍進、全国の中都市レベルまで出店攻勢をかけた時期に当たります。当然、一般のヤングにも浸透を図る必要が出てきます。その際の戦略の一つに日活青春路線があったのではと考えます。

山内賢は、子役当時は久保賢と名乗っていました。久保明の弟だったので。僕はその頃から観ていたのですが、カッコいい兄弟でした。歌えてエレキギターが弾けて、そこに日活は目をつけたんでしょうか。メジャーデビューとなります。第一作が、”青春ア・ゴーゴー”

映画のシーンでも、VAN提供といった看板も出てきます。この映画では浜田光夫と共演、冬のスペクテーター・コートやランチ・コートを魅せてくれます。やはり山内賢そのものがVAN系のオシャレさんだったのでしょうね。65年頃はまだまだIVYスタイルも認知されてませんでしたから、俳優さんの中では稀だったでしょうね。

第二作が “涙くんさよなら” この映画が出演作の中では、もっともVANのIVYスタイルを見ることができます。

ヤング&フレッシュの面々のスタイルが素敵!アイビー・ストライプのジャケット、マドラス・ジャケット、コットン・スーツ、ニューポート・ブレザー、50年以上も前にすでにこんな格好をしていたわけですから。日本人のアメリカ文化の取り入れ方も半端ない。

サマー・ジャケット、サマー・スーツの面々、かたやスパイダーズは、モッズ系のスタイル、対比が楽しいです。

65年は、TAKE IVY出版、銀座テイジン・メンズショップの上に VANスナック、そしてMr.VANの発表の年でもあります。

スマッシュ・ヒットを飛ばした “二人の銀座” 山内賢と和泉雅子のデュエット曲もヒット。66年のリアルな青春スタイルや当時の銀座の背景なども楽しめる。

エンディングのテーマ曲は、つい口ずさみします。

同じく和泉雅子やスパイダーズが共演した “夕陽が泣いている” スパイダーズのヒット曲から。

もう一人、青春スター/太田博之、65年に2作品公開。日活の新路線となります。梶芽衣子、当時の太田雅子と”W太田”で売り込み

50年前のVAN JACKETスタイル!マドラス・ジャケット、マドラス・バミューダ・ショーツ、ホリゾンタルTシャツ、ラグビー・ジャージ、まだアイビーが一般に浸透していない頃、さすがスタイリッシュな太田博之はVANのアイコン!

今日ではスタンダードなスエット・シャツも当時は、石津謙介氏が名付けたトレーナーという名称で呼ばれ、まだまだ貴重な品でした。

このステンカラー・コートの衿の半たて!流行りましたねえ〜 都会育ちの若者は、65年にはもうやっていました。田舎から出てきた僕らは、それをマネたのが翌年以降でしたが、いや〜流行りましたねえ〜

この顔立ち故か、何を着てもアイビーな雰囲気が醸し出されます。

山内贒、太田博之、VAN JACKET、1965年およそ55年前のジャパニーズ・アイビー!当時の若者のアイビー吸収力に驚かされます。その後は、田舎出身の僕らも片足突っ込んで一大ブームとなりました。’65~’80 長くブームは続きましたが、今日では、アイビー・スタイル・ファンだけのものとなりました。

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慶伊道彦 IVY STYLE 手引き / ラグビー・ジャージを秋スタイルに組み入れ

Kayこと慶伊道彦のCoffee Break

23/09 ラグビー・ワールドカップ開催

この開催が影響しているかどうかはわかりませんが、今シーズン、ラグビー・ジャージが気になります。それだけて着るというよりジャケットにインする組み合わせで。ブレザーは勿論ですしハリス・ツィード・ジャケットにも相性は良いです。また、ハーフスリーブのラグビー・ジャージの中にOXボタンダウン・シャツや長袖スウェット・シャツを組み合わせるも意外性があり面白いかと。

太いボーダー・パネル柄のラグビー・ジャージ、組み立てがイージー、下の写真はイエロー・ボタンダウン・シャツとベージュのワークパンツを合わせています。

レジメンタル柄のラグビー・ジャージとブレザーの組み合わせ、クラブクレスト・タイを合わせました。パンツはホワイト・ジーンズが今シーズンっぽくていいかと。ブレザーに替えてツィード・ジャケットにするのもありです。このような組み合わせの場合、ネクタイはレジメンタルやロイヤル・クレストなどパブリック・スクール感覚の物がピッタリと。

初春や初秋の過ごしやすい時期には、シアサッカー・ジャケットもありです。凹凸な表面とジャージは相性が良いです。

ハーフスリーブですと、腕周りがが邪魔にならず着やすいですし、冬でない限りラグビー・ジャージは生地が厚いので、長袖ですとやや暑いかなと思います。ですから、ライト・ウエイトの半袖はちょうどよいです。

とりあえずの近所ブラにもイージーに組み立ててお出かけしたいですね。

 

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#アイビー #アイビールック

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慶伊道彦 IVY STYLE 映画 / “The Great Gatsby” 主人公ニックのスタイル

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

“華麗なるギャッビー” ‘74 公開時は、POLOファンの熱狂的な歓迎を受けました。POLOは日本に上陸してからまだ2年足らずで、知る人ぞ知る的なブランド。当時TRADのトレンド先端を走っていたのはテイジン・メンズショップ、その店の打ち出し中心が、KENTからPOLOへと変わる。そのPOLOが衣装担当という事で、すごく盛り上がったことを鮮明に覚えています。

さて、映画からの話になりますが、なんと言ってもこのシーンがインパクト大!20年代アメリカ黄金時代、フラッパーガールが集まるギャッビーのパーティに一人だけTRADスタイルで登場、語りの主役ニックです。演じるのは、サム・ウォーターソン。上品な顔立ちがピッタリはまります。他のバブルな輩とは違うのだゾと。当時、一番カッコいいニュー・トラディショナルな二つボタン、ワイド・ラペルのブレザーにホワイト・フランネルのパンツを合わせる。ホワイト・ボタンダウン・シャツにレジメンタル・タイときたゼ!

クール!いつの時代でも最高のスタイル。

対岸にボートで寄せるシーン、当時流行りのマルチ・ストライプ・シャツにシルクプリント・タイ、ホワイト・リネン・スーツにパナマ・ハット!

日本でも70年代半ばには、このようなロングポイントのシャツが流行り出す。それに合わせるプリント・タイも人気に。

このスタイルは、大好きです。コットン・ギャバジン風味のベージュのスーツ、実際にはサマー・ウールですが、ミニマムなストライプ・シャツに小紋ペイズリー・タイ、そしてカラーピンをさす。メリハリあるカラー・バランスもいいです。

このシャツ&タイの組み合わせがよほど好きなのか、或いは完璧な合わせなのか何度か出てきます。ブルーのシャツとタイの組み合わせが素敵!

ギャッビーの恋敵トムのブレザー・ルック、6ボタン・ブレザーにラウンド・カラー・シャツにレジメンタル・タイと、まさに俺は英国調だぞと言う証、

チノ・カラーのコットン・スーツ、スリーピース、この色にブルー・カラーはすごくマッチする。70年代に流行ったニュー・ブリティッシュ・スタイル。

三者三様スーツ・スタイル、役柄を表している。アメリカの平均的ニューヨーカーを演じるニックは、ホワイト・リネン・スーツに、ライトグリーン・ストライプ・シャツにイエロー・プリント・タイ、コンビのシューズ、このスタイルのラルフローレン・スタイルに憧れる。

ニックのラスト・シーン、ダーク・グレーとブラック・カラーにまとめるシックな味わい。ここでも、カラーピンとホワイト・リネンチーフがキーポイント。

映画では、大スターとなったロバート・レッドフォードのピンク・スーツ・スタイルが大いに話題になりましたが、アイビー好きな僕たちはトラッドな味わいのあるニックのスタイルに釘付けとなった事を懐かしく思い出します。

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