慶伊道彦 IVY TEXT / 第二章 その四

Kay こと慶伊道彦のCoffee Break

第二章 アイビー・ディテール

ネクタイ

シルク・レップのレジメンタル・タイ、クレスト、ロイヤル・レジメンタル、シルク・フラード・プリント、ウール・シャリー・プリント、黒のシルク・ニット・タイ。以上がアイビー・タイの基本的ネクタイと言える。

ロイヤル・レジメンタルーーーレジメンタル・ストライプの間に、ヘラルディック柄を飛ばしたネクタイ。クラブ・クレストとも言う。

フラード・プリントーーーシルク・ツイルやウール・シャーリーに使われるプリント柄で、花柄小紋やペーズリー柄の事を言う。基本的に大柄なものではなく、地味な小紋柄をアイビー・リーガーは愛する。

若い頃、石津謙介氏からお聞きしたことがあります。”ネクタイは何本持てば良いか” 氏曰く、”グレー無地タイ、黒ニットタイ、ポルカドットタイ、一本線レジメンタルタイ、これで充分でしょう” これは北村勝彦氏も同じようにおっしゃっています。これらを、プレーン・ノットで結ぶのがアイビー・ルール。

アスコット・タイ

シルク・ツイル地、ウール・シャリー地にネクタイ柄のフラード・プリント。元々は礼装用から生まれたスカーフだが、タウン用としてアスコット・タイの形が出来る。胸元から少しだけ見えるスカーフゆえ、シルクツイルのフラード・プリント小紋柄が、アイビーに似合う。

ベスト

スーツの場合は共地で揃えスリー・ピースとなるが、ファンシー・ベストとして別布も用いられる。英米では、オッド・ベストと言う。サクソニーやフラノの無地で作られる。柄では、タッターソール、タータン・チェック、グレン・チェックなどがある。

オッドベスト

ベルト

黒や茶の2.5cm幅、特にコードバンが人気。他には、レジメンタルやフラードなどネクタイ柄、タータンチェックなどカントリー柄の布を皮に縫い込むアイビーベルト。ゴム製ベルトはサマー・シーズンに合わせる。

帽子

アイビー・キャップ


アイビー・キャップ、ハンチング帽と違い被りが浅い、またバックサイドに尾錠が付くというアイビー・ディテールは欠かせない特徴。他、バケット・ハット、センター・クリース・ハット、チロリン・ハット、

アイビー・シューズ / MENS CLUB

黒や茶のスコッチ・グレーン、コードバンのウィングチップやプレーントウ、ホワイト・バックス、サドル・オックスフォード、コイン・ローファーズ、チャッカー・ブーツ、モカシン、デザート・ブーツ、スニーカー、、、

サドル・オックスフォードーーー馬に掛ける鞍をサドルと言うが、このサドル状の皮を靴の甲に縫い合わせたオックスフォード型シューズ。基本は、ホワイト・オン・ブラウンだが、黒 x 黒、茶 x 黒などややドレッシー寄りのサドルもある。

平和堂靴店/広告より

ホワイト・バックスーーーバックスとはバックスキンの略、白のバックスキンのオックスフォード型の靴。ホワイト・バックスは、レッド・ラバーソール付きが本格的だが、茶の革底や白のラバーソールを使ったものが多い。また、白でなく、ベージュや汚れたグレー系で作られたものを、ダーティー・バックスと呼ぶ。

コイン・ローファーズーーーモカシン・フロントのスリッポン、ローファーとは、怠け者の意味で、紐なしでサクッとはけるので名がついた。アイビー・リーガーはこの靴にコインをはさんで履きペニー・ローファーズと言われる。アイビーらしく、バック・ベルトらしきモノがつくスリッポンが60’s感覚。

Back Sideにの出っ張りが特徴
左/コブラヴァンプ 右/ コインローファーズ

コブラヴァンプ、モカシンの一つで、蛇の頭の形状から名付けられた。装飾はないが上質のステッチがコブラの頭の様に縫い込まれた表情がクール。アイビー・スタイルのドレスアップに合わせるとピッタリとくる。

“In love with IVY” IVY Style Book

以下のお店にてお取扱しています。

*Book shop Magnif 東京堂書店2F

http://www.magnif.jp @magnif_zinebocho

*BEAMS / B印マーケット/ Hideki Takahashi

*New York / McNally Jackson Books

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*London / Arilum Inc. @ariluminc

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